両手首の向きを変えるだけ!1日10分ですぐに肩こりを消す方法 (2/3ページ)
ちなみに静止している状態ではそれほど強い力はかからないものの、歩いている状態だとこの作用は顕著になるのだそうで、ここがポイント。
そこで、姿勢改善も含め、肩や背中のこりをとるには、静止している状態よりも動いている状態で治したほうが効果が出やすいということ。だから、この歩き方が効果的だというわけです。
肩よりも肘、肘よりも手首といったように、肩からの距離が離れれば離れるほど、4つの動き(遠心力・向心力・てこの原理・振り子の原理)は大きくなるもの。
いってみれば腕のつけ根から遠くにある場所ほど、内側に巻いていく作用も強まるということ。
だとすれば歩行時に、手のひらが正面になるように向きを変えて歩けば、内へ内へと回転する腕の動きが抑止されることになるでしょう。そして、それにともなって、内側に巻いてくる方の動きも抑制されるというわけです。
このことについては、通常の歩行をイメージするとわかりやすいようです。人が歩くとき、まず手を前に出すことで、腕に外側へ向かう「遠心力」が発生して肘が外方へ向かうことになります。
そして次に中心へ向かう「向心力」が発生し、肘と手首には内向きの回転がかかります。しかし、手のひらを正面にして歩くことで、その働きが抑制できるというのです。
■人体すべての骨格は連結している!
次に腕を後ろに降ったとき、手の甲が正面(手のひらが後ろ)に向いたままだと、あまり後ろに手を振れなくなるため、肩が内側に残ったままになるのだとか。
でも手のひらを正面位すれば、後ろに腕が振りやすくなり、肩を後ろまでしっかりと動かすことができるということ。そうすることで手首から肘、肘から肩へと、逆行的な外巻き方向への連鎖が発生するわけです。
肩からの距離が離れた場所ほど、回転や「てこの作用」が強まります。それを逆手に取ることで、外へ外へと回転していく力を、下から上に作用させる。これが、手のひらを正面へ向ける狙いだと著者は記しています。
重要なポイントは、人体すべての骨格は連結しているという事実。