「瞬間湯沸かし器」で叱るのは止めましょう!ママに知ってほしい正しい“タイムアウト法”しつけ

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「瞬間湯沸かし器」で叱るのは止めましょう!ママに知ってほしい正しい“タイムアウト法”しつけ

子どもをしつける時、“タイムアウト法”というやり方があります。頭を冷やすため場所を変える方法です。

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“タイムアウト法”についてお話します。

■タイムアウト法の由来とは?

スポーツ競技の休憩時間に作戦を練ったり、水分補給や選手交代をすることを「タイムアウト」と言います。

アメリカではこれを子育てにも当てはめていて“主流のしつけ”となっています。

子どもが悪い行為をした時、耳元で囁き別の場所へ連れて行きます。一定時間じっとさせておくことで、落ち着かせ反省させることができます。

また、子どもにとって一番辛いことはママから無視されること、一人で別部屋に移されることは構ってもらえなくなったいうこと、ギャンギャン叱られることよりも子どもには辛いことなので、効果抜群だったりするんですよ。

■「タイムアウトしつけ」の方法

(1)言い付けを守らなかったときに、あらかじめ決めておいた指定場所に子どもを連れて行く

(2)指定場所にいるのは2分~3分程度

(3)なぜ、タイムアウトになったのか説明し、納得させる

■タイムアウト法の効果

よく“叱る前に30秒数えて”なんて言われますが、悪さしている子どもを前にそんな悠長なことをやっていられませんよね。

でも、子どもが視界からいなくなったらママも落ち着くことができます。

この“タイムアウト法”を使うことにより、親自身が頭に血が上り”瞬間湯沸かし器のスイッチ”が入ってしまった場合、頭を冷やすことができます。

どうやってしつけようか……と考える時間にもなりますね。

「ちょっと頭を冷やしてくる」と散歩に行ったりするのと同じですね。

■気をつけて!間違ったタイムアウト法

(1)一歩間違えると「虐待」に

×:親が一方的に切れて頻繁にタイムアウトを使う。

×:子どもの居場所を陰から見守っていないと、置き去り事件となり誘拐されたり事故に遭う。家の中で別部屋に移すなど目の届く環境の元で行う。

×:押し入れなどに閉じ込める。

(2)子どもにあまり効果がない

別部屋に移されて子どもが喜んでいるのでは、意味がありません。連れていく部屋に、好きな玩具が置いてありませんか?

他にも、笑い顔で説得する、時間がだいぶ経過してから場所を移動させ、「あの時は……」と過去を持ち出す、ネチネチと長い時間叱るのは効果が薄くなります。

いっぽう、子どもが黙って座っていれば見逃してもらえると感じていたり、謝れば済むとすぐに機械的に謝罪しているのもよくありません。

■具体的なケースその1:スーパーでおもちゃを欲しがった場合

出かける前に「今日はお菓子買わないよ」と約束したのに地べた泣きする子ども。

ママもキレてしまい、「いい加減にしなさい!」と怒鳴りたくなりますが、そこはじっと我慢しましょう。

公衆の面前で怒鳴られたり、叩かれたりすると子どもの“自尊心”はかなり傷つます。こんなときはタイムアウトが有効です。

スーパーの階段の踊り場や柱の陰など、誰もいない場所に子どもを連れて行きます。

1人にはさせられませんからママも一緒にいてください。でも2分間は黙っていましょう。

そして母子ともに落ち着いたら、子どもの目の高さにしゃがんで「もう、わかったね。今日は買わない約束だったよね」と淡々と“低い声”で説明しましょう。

■具体的なケースその2:新幹線で見た光景

筆者が新幹線に乗った時、こんな光景を目にしました。

大騒ぎしている3~4歳の姉と弟。それまでスマホに夢中になっていたママが突然「おめえら!いい加減にしろ!」と車両全体に響き渡る声で怒鳴り散らしていました。

怖さで一瞬黙った子ども達でしたが、また数秒経つと騒ぎ出しました。何の反省もしておらず耳に“たこ”ができていて、慣れっこになっている子ども達、周りの乗客の方が驚いてしまいました。

親が感情に任せて叩いたり、大きな声で怒鳴ったりすると、子どもも自分が欲求不満の時は親とそっくりになり友達を叩いたり、大きな声で怒鳴ってもよいと思うようになります。

騒いだときは席を立ち、デッキへ連れて行き「新幹線はお家や公園ではないんだから静かにしていないとダメだよ。騒いだら二度と旅行には新幹線を使えないよ」と、なぜ新幹線で騒いだらいけないのか説明すればよかったですね。

いかがでしたか。

タイムアウト法は親にとっても子どもにとっても“冷静になれる”という点で効果大です。正しいタイムアウト法を活用してみてくださいね。

【画像・参考】

※ Yuganov Konstantin / Shutterstock

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/

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