秋津壽男“どっち?”の健康学「寝起き直後は危険な“朝風呂”。起床後1時間は安静にすべし」 (2/2ページ)
脳梗塞を患った長嶋茂雄さんや西城秀樹さんもサウナ好きだったそうですが、寒中水泳や水風呂は、少なくとも還暦を過ぎたら避けるべきです。
日本高血圧学会のガイドラインによると、血圧の上(最高血圧)と下(最低血圧)は次のとおり、5段階に分けられています。
・正常値 上が130~139かつ下が85~89
・正常高値血圧(高血圧の一歩手前) 上が130~139または下が85~89
・軽度高血圧 上が140~159または下が90~99
・中度高血圧 上が160~179または下が100~109
・重度高血圧 上が180以上または下が110以上
血圧測定を日課にしている人はわかると思いますが、血圧は日によって変化しやすく、緊張時や運動後は高くなる傾向にあります。深呼吸をしてリラックスした状態で、数回測った際の平均値が「正しい数値」となります。血圧を知ることで自分の健康状態を知ることができるので、ぜひ、ふだんの生活にも血圧測定を取り入れてみてください。
低血圧は目覚めが悪い、と言われますが、血圧はできるだけ低いほうがいいのです。
■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。