やっぱ食ってたんか。ネアンデルタール人が人喰いしていた証拠が発見される (2/3ページ)

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 これはヨーロッパ北部でネアンデルタール人がカニバリズムを行っていたことを示す初めての証拠である。しかし、スペインのエルシドロンやサファラヤ、あるいはフランスのムウラ=ギュルシーやレプラデルからは古代のカニバリズムの痕跡が以前にも発見されている。

 人間の遺体は他の動物と同じように使用されていたようだ。例えば、1本の大腿骨と3本の脛骨は、発掘地にあったネアンデルタール社会では石の形を整える道具として使用されていたと考えられている。

出典: karapaia

○大腿骨I(左)には打撃によるくぼみや刻み目がある。大腿骨IIには解体されたことを示す切り傷。大腿骨IIIには石を砕く道具に共通の痕跡が残る。

 今回の発見は古代種の生活や習慣について新しい知見をもたらしてくれる。
 
 「こうした人々の行動における大きな差異が一方にあり、他方で絶滅した東部ヨーロッパのネアンデルタール人同士の遺伝的な近さがあります。これらから当時の社会生活とグループ間の交流について様々な疑問が浮かんできます」とボヘレンス教授。

 ネアンデルタール人はおよそ3万年前に絶滅した。しかし、一部は初期のホモサピエンスと交配しており、現代人にもその遺伝子の痕跡を見ることができる。

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