「住所不定ライター」が歩いた「日本3大生活保護天国」!(3)「この街から離れられない」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

ヘタしたら受給停止だから要注意だ」

 タカさんの仲間だという元スリのジロウさん(60代)=仮名=も言う。

「いまさらまっとうな職にはつけないし、コイツ(指)も衰えた。俺がジョブトレーニングなんかして“現役復帰”したらすぐにパクられるのがオチだよ(笑)」

 街には病院もある。介護施設も充実している。定住するには申し分ない──そう心に決めて1軒の簡易宿泊所の門を叩くと、

「はぁ? あんた、保護受けてるの? それにここじゃ『とりあえず1泊』とかありえないからね」

 いざ住むとなると、厚い壁が立ちふさがる。そこは「ナマポ」とヤユされた者たちの最後の砦なのかもしれない。

根本直樹(フリーライター)

「「住所不定ライター」が歩いた「日本3大生活保護天国」!(3)「この街から離れられない」」のページです。デイリーニュースオンラインは、根本直樹週刊アサヒ芸能 2016年 7/21号生活保護社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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