水だけ飲んでも逆効果!? 落とし穴潜む「熱中症対策」気をつけたい4つの注意事項

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水だけ飲んでも逆効果!? 落とし穴潜む「熱中症対策」気をつけたい4つの注意事項

季節はいよいよ夏本番です。屋外でのレジャーも目白押しなこの季節に心配なことの一つが熱中症ですよね。高齢者や子どもはもちろん、健康な大人たちも注意が必要です。

そんな熱中症対策の定番と言えば、水分補給ですが、何を飲むのが一番良いのでしょうか? しかも、ただ飲むだけでは落とし穴も……。

今回は管理栄養士の筆者が、“熱中症対策 4つの注意事項”について解説していきます。

■1:熱中症はなぜ起こる?

そもそも、熱中症は身体の体温調節機能がうまく働かなくなった状態です。特に水分が不足すると、体温を下げる汗をかくことができなくなり、体温が上昇してしまいます。

そうならないためには、水分補給が欠かせませんが、ただ水分を補うだけでは十分ではありません。

■2:水だけ飲んでも逆効果!? どんどんナトリウムが薄まる

身体の中のナトリウムの濃度は決まっています。しかし、汗をかくと水分もナトリウムも両方出ていきます。

ここで水分だけを補給すると、水分は増えますが、ナトリウムは失われたままとなり、ナトリウムの濃度が下がります。

すると、身体は「これ以上ナトリウムが薄くなると困る」ということで喉の渇きを抑え、排尿で水分を出そうとしてしまうのです。

まさに気をつけたい“落とし穴”です。

■3:角砂糖8個分!? 一般的なスポーツドリンクは「糖分が多い」

そこで、水分だけでなく、ナトリウムや他のミネラルも一緒にとれるのが、いわゆる“スポーツドリンク”です。糖分があると、腸の中で水分の吸収が促進されるので、ある程度糖が含まれていることは良いことです。

しかし、一般的なスポーツドリンク500mlに含まれている糖分の量は、なんと角砂糖8個分に及ぶことも。こういうタイプのスポーツドリンクは薄めて飲むことをおすすめします。

■4:脱水時の水分補給を想定したのが「経口補水液」

それよりも、糖分が抑えられているのが経口補水液です。飲むとわかりますが、甘いというより“しょっぱさ”を感じます。

ただ、こちらの方は塩分が多めなので、水の代わりに飲むのではなく、暑い日や身体をたくさん動かすような、汗をたくさんかく時に使用すると良いでしょう。

市販のアイテムですと、大塚製薬の『OS-1(オーエスワン)』や味の素の『アクアソリタ』、明治『アクアサポート』などがあります。

いかがでしたか?

熱中症は、夏バテなどの体調不良の状態で起こりやすくなります。一番大事なのは日頃から熱中症にならないように体調を整えておくことです。

夏は食欲が低下し、ついつい口当たりの良いものや冷たいものをとりがちですが、その中でもしっかりと栄養のあるものを食べ、身体を良い状態に保つのを心がけたいです。

【参考・画像】

※ 効率的な水分補給 – 大塚製薬

※ オーエスワンシリーズ – Otsuka

※ EvgeniiAnd / Shutterstock

【著者略歴】

※ 圓尾 和紀・・・管理栄養士。ファスティングマイスター。大学、海外、大学院で七年間栄養学を学ぶ。病院勤務を経て「予防医療に貢献したい」と思い、独立。現在は「和食」と「ファスティング」を取り入れた生活の提案を行う。

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