金正恩氏が得意の心理戦で「自滅」する可能性 (2/2ページ)
この状況で、北朝鮮がさらにミサイル発射と核実験を重ねたらどうなるか。米韓はいっそう軍事力強化に走り、中露との溝は深まる。韓国世論の動揺も増すかもしれない。つまり、北朝鮮がTHAAD配備に「反発」して見せているのは、自国に対する包囲網を切り裂くための心理戦の一環なのだ。
もっとも、心理戦を行っているのは、北朝鮮だけではない。米韓は昨年来、正恩氏らに対する「斬首作戦」を導入する動きを見せ、北朝鮮から本物の反発を誘った。正恩氏はさぞや怒り、不安を募らせたことだろう。
激太りの理由また、米国が人権問題で正恩氏を追及する姿勢を強めていることもまた、彼を不安にさせているかもしれない。
韓国の国家情報院(国情院)は1日、北朝鮮の金正恩党委員長の体重が130キロと見られるとの分析を示した。もともと太目だった正恩氏の体型の変遷を検証すると、2013年8月あたりから本格的に太り始める。粛清という刀を振り回して暴走を始めた時期と、急激に肥満度が高まる時期が一致するのだ。
恐怖政治を激化させる中で、なんらかの猜疑心やストレス、プレッシャーにさい悩まされたことが極度の肥満をもたらした可能性は充分にある。
正恩氏は今後も米韓、そして日本に対し様々な心理戦を仕掛けるかもしれないが、それは必ず相手からの反撃を招く。その繰り返しの中で正恩氏の精神が崩壊し、自滅していくこともあり得なくはなかろう。