発症後24時間の対応が肝心…オダギリ香椎夫妻の愛息を襲った「絞扼性イレウス」の原因とは? (2/2ページ)

It Mama

腸重積症は、絶え間なく泣く、“エビ”のように丸まってお腹を痛がる、不機嫌、“イチゴジャム”のような血便が出るといった症状が典型的です。

また泣き止んでいる時に優しくお腹をさわると、一部ソーセージのように硬くなったものに触れることがあります。これが入り込んで重なっている腸の部分です。

■発症後24時間が肝心…治療法はあるの?

発症して24時間以内であれば、肛門から空気や生理食塩水、造影剤などを注入して圧をかけることにより、入り込んでいる腸を元に戻すことが可能です。

しかし、まれに元に戻らないこともあるため、その場合は手術が必要になります。

また少なからず再発することもありますので、しばらくは入院し注意深く様子をみていくことが大事です。

■「腸重積症」は予防できる?

“腸重積症”の多くは、感染症が原因であることが多いため、ある程度予防することは可能でしょう。

よって、原因としてどんな感染症が多いのか知っておくのも子どもの命を守るためには必要です。

症例として多いのは、アデノウイルス、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルス感染と大腸菌やサルモネラ菌などの細菌感染です。

アデノウイルスは“プール熱”などの原因となるウイルスで、いわゆる“夏カゼ”と言われているものです。

日頃からウイルスに感染しないよう手洗いやうがいをしっかりおこない、流行時期は特に注意しましょう。

万が一かかってしまった場合、むやみに心配することはありませんが、腹痛や嘔吐などの消化器症状、間欠的に激しく泣いたりや不機嫌、便の性状には充分注意してください。

もし、そのような症状が見受けられたら、すぐに病院を受診しましょう。

いかがでしたか?

子どもの様子がいつもと違う、何かがおかしい、と感じたら迷わず受診してください。何よりも“母親のカン”は特に重要だと、医療者側も認識しています。

子どもの命を守れるのは身近な家族です。だからと言って、やたらと“コンビニ受診”するのは体調の悪い子どもにも負担になるのでお勧めしません。

必要な時にしっかりと受診できるよう、まずは正しい知識を身に付けておきましょう。

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※ Image Point Fr、Yuganov Konstantin / Shutterstock

【著者略歴】

※ 城所眞紀子・・・社団法人 Newborn Family サポート協会代表理事/母子の心身の健康に関わる専門職でチームを組み、現在は主に産前産後の自宅訪問によるサポート活動をおこなっている。助産師・2児の母。

HP:http://familiko.jp

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