金正恩氏、継母を収容所送りか…父の愛人に粛清説 (2/2ページ)
そして、正日氏の死後、国家安全保衛部(秘密警察)が、金均氏の件を正恩氏に報告し、連座制で家族全員が管理所に収容されたという。
RFAの情報を裏付ける情報としては、金均氏は2011年に金日成総合大学の第1副総長(総長代行にあたる)に任命されたが、2013年10月に突然退いている。
さらに、別の情報筋は、金正日氏に近かった金玉氏は、高ヨンヒ氏の偶像化や、正恩氏夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏や正恩氏の実妹の与正(ヨジョン)氏の政治的な活動の障壁になりかねず、粛正を免れなかったとRFAに述べている。
金正恩氏は、就任以来、国家運営や政策において金正日路線から脱却しようとしてきた。金玉氏粛正説が事実だとすれば、正恩氏は、父の時代に権力に仕えた女性たちの一新を図り「金正恩カラー」を強めようとしているのかもしれない。
仮にそうした動機だとしても、金正恩氏が継母である金玉氏を「この世の地獄」と称される政治犯収容所に送り込んだとするなら、恐るべき残虐性を持ち合わせた最高指導者ということになる。