汗ジミから卒業! 皮膚科医が教える、「ワキ汗」をおさえる方法 (3/3ページ)
食に関して言えば、やはり刺激物は発汗を促しますので、汗ジミが目立つ服装の日は食べるのをひかえたほうがいいと思います。コーヒーや紅茶などに含まれる“カフェイン”も、過剰に摂取すると汗をかきやすくなると言われていますので、気をつけましょう。
ワキ汗に限ることではないですが、太い血管のある首を冷やすと、血液が冷たくなって体中が冷やされていきます。全身が冷やされることで、結果的にワキ汗もおさえられるということは考えられますね。
どうしてもワキ汗が気になるという方は、気軽に病院を利用してください。汗を抑える“プロバンサイン”という成分の内服薬や、ボトックス注射など、相談しながら治療をしてもらえますよ。当クリニックでも人気の治療です」
◆汗ジミと一緒に気になる汗のニオイ……、解決法は?吉田先生「身体には汗が出る場所として“アポクリン汗腺”と“エクリン汗腺”の2つの汗腺が存在します。ワキの下にもこの2つの汗腺が存在していて、特にニオイを発するのは“アポクリン汗腺”から出る汗なのですが、実はここから出る汗、出たばかりは無臭です。人間の体にある常在菌により分解されることによってニオイが発生するんです。ワキ汗をかいても、ニオイが気になるときと気にならないときがあると思いますが、それは、そのときの分泌されている汗腺のちがいや肌や身体の状態に左右されます。また、ニオイは、人種、遺伝、体調によっても変わります。また、常在菌が多いとニオイがキツくなってしまいます。肌が湿っていると常在菌が繁殖してしまうので、汗をかいたらふき取る、着替えを小まめにするなどして、ワキを清潔に保つようにしてくださいね」
<さいごに>体に悪影響を与えずに、汗ジミとニオイの悩みを一気に解決してくれる「制汗剤」は、夏の必須アイテム。「体に悪いのでは?」と不安を持っていた人も、安心して使ってOKです。また、ワキが湿っているとニオイも強くなってしまうので、ワキ汗はできるだけ小まめに拭きとるのが◎。ワキ汗&ニオイ対策をしっかりして、暑い日でも堂々と半袖で過ごしてくださいね♪
監修:吉田貴子先生 皮膚科・美容皮膚科医。2004年に渋谷スキンクリニックを開業。一般皮膚科と美容皮膚科を開設し、あらゆる肌の悩みに向き合っている。なかでもニキビ治療を得意とする。また、肌トラブルだけでなく、ダイエットやアンチエイジング、発毛治療など、美容にまつわる様々な悩みに対応してくれる。テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。
(取材・文:石部千晶/六識)
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