自炊のプロが教える! 冷凍庫を活用してムダなく節約できる作り置きのコツ
こんにちは。東京在住・アラサー漫画家のおづまりこです。
普段は「1ヶ月食費2万円(自炊1万円・外食1万円)」で生活するお料理ブログをやっています。今でこそオリジナルレシピを楽しみながら考えていますが、昔は自炊ビギナーでたくさん失敗をしていました。特に大学生でひとり暮らしをしていたころは、「自炊しよう!」と食材をたくさん買いこんでも、忙しくて冷蔵庫を見られないうちに腐らせてしまうことがよくありました。
そこで「そろそろ自炊を始めてみようかな?」と思っている大学生のみなさんにぜひおすすめしたいのが、冷凍保存を使いこなすことです。よく使う食材や、作った料理を冷凍保存しておけば、食材を無駄にすることなく1ヶ月はおいしく食べられますよ!
<食材を冷凍するために用意する道具は?>
1.サランラップ 1本
2.ジップロック袋(小サイズ)20袋入
3.ジップロック箱(大サイズ)6個 (小サイズ)3個
☆すべて100均でも買えます!
<おすすめしたい冷凍保存の方法>
【ごはん】→ごはんが炊けたらあったかいうちに1食分ずつ1につめてすぐフタをし、冷めたら冷凍庫へ。
【食パン】→袋のままビニール袋に入れて冷凍庫へ。食べるときは冷凍のままトースターで焼きましょう。
【うどん】→ゆでめんタイプでも、冷凍庫で保存OK! それほど味は落ちません。冷凍のまま1分ゆでれば食べられます。
【お肉】→おすすめは豚こま肉の切り落とし300g分を買い50gずつラップして、2の袋で保存すること。とりむね肉は1口大に切ってラップし、2で保存。私は凍ったままで使いますが、使う前日に冷蔵庫へ移しておいて解凍するのもよいでしょう。
【お惣菜】→あらかじめ作っておいた炒め物、ミートソース、肉味噌、照り焼き、オムライスなどを1食分ずつジップロックで保存しておくと、チンしてすぐに食べられるので疲れているときなどに重宝します。
<下準備の手間を省いて、簡単自炊。おすすめ冷凍野菜3選!>
下準備をした野菜を冷凍でストックしておくと、凍ったままいろんな料理にサッと使えて便利です!
1.みじん切り炒め玉ねぎ
1.玉ねぎ2個分をみじん切りする。
2.フライパンを中火にかけ、オリーブオイル大さじ2を入れて1を入れ、火が通るまで炒める。
3.1/4ずつサランラップで包み、冷ます。
4.冷めたらジップロックに入れて冷凍庫で保存(1ヶ月持ちます)。
【使い方】凍ったまま他の具材と炒めてカレーやミートソースに。コンソメスープやお味噌汁の具にもなります。鶏肉・ライスと一緒にケチャップで炒めてオムライスにするのもおすすめ!
2.ヘタ取りそのままミニトマト
1.ミニトマトのヘタを取り洗って水気を拭いてから小さいジップロックにそのまま保存。
【使い方】凍ったまま湯にくぐらせて皮をむき、パスタの具やドレッシングに。コンソメスープやお味噌汁の具にも。
3.いろいろ使えて重宝する香味野菜
ねぎ:ねぎ1〜2本分の白い部分をみじん切りして、生のままジップロック袋に入れ冷凍保存。
にんにく:皮をむいて3、4かけらずつラップに包みジップロック袋に入れ、冷凍保存。使うときは凍ったままみじん切りにしましょう。
しょうが:皮をむいて2、3等分してラップに包みジップロック袋に入れ、冷凍保存。これも凍ったまますりおろしたり切ったりして使えます。
<レシピ:夜食にぴったり!冷凍おにぎりで時短お茶漬け>
1.おかか(かつおぶしをしょうゆで合えたもの)や、梅干し、焼いた塩鮭を入れたおにぎりに海苔を巻いたものをたくさん作り、ラップで包んだものをジップロック袋に入れて冷凍しておきます。
2.1をお茶碗に入れ、チンしてからお茶やだし(ほんだし小さじ1/2+お湯100cc)を注ぐだけで簡単にお茶漬けができます。
☆レポート制作などで夜中にお腹が空いたときの夜食にどうぞ!
いかがでしたか? 冷凍庫が活用できれば、無駄なく短時間で自炊ができます。簡単においしい料理が作れると、どんどん自炊が楽しくなってきますよ! 無理のないように楽しみながら、自炊生活を続けてみてくださいね。
文・おづまりこ
著書『おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活』
自炊ビギナーでもすぐ真似できるおいしくて節約できるレシピが満載! 月ごとの食費管理術や外食を安くたのしむコツ、冷凍テクニックで食材を無駄にしない方法など気になる情報がてんこ盛り! 自炊1万円、外食1万円ではじめる、ゆるゆる自炊生活コミックエッセイ