体温35℃以下で悪玉菌優位に!実は腸内細菌が嫌がる5つのもの (3/3ページ)
動物に与えられた抗生物質が、食品として私たちの体内に入ってくるとしたら、ちょっと怖いですよね。
抗生物質は、悪い菌もよい菌も等しく抑えてしまうので、腸内はガタガタに。健康的に飼育された肉や卵、動物性の肥料を使っていない野菜など、どんなものを選んで食べているのか、意識するだけでも食生活は変わっていきそうですね。
■5:腸内細菌は小麦食品が苦手
パン、ケーキ、パスタ、うどん、そしてビールやウイスキー、しょう油など。私たちが口にする食べ物で、小麦を使っていないものを探すのは難しいかもしれません。
それほど身近にある小麦が、腸に悪影響を及ぼすなんて、にわかには信じたくないのですが……。
たなかさんによれば、品種改良を施していない小麦は、わずか2、3種。古代から続く小麦栽培は1960年代以降、急激な変化を遂げ、いまでは数え切れないほどの品種があるとか。その大半が、人工的に遺伝子操作されていると聞けば、ぞっとしますね。
そうした現代の小麦は、アレルギーや糖尿病、高血圧など、いろんな病気に関係しているともいわれています。
下痢をよく起こす人は、小麦で腸の粘膜が炎症しているからかもしれないのです。しかも、小麦は砂糖以上に急激に血糖値を上げるため、高血糖と低血糖の変化が急すぎて体は疲れやすくなるといいます。
試しに1週間、小麦粉を断ってみて、体調の変化を感じてみませんか?
できるだけ主食はご飯にし、おやつにはナッツやドライフルーツがおすすめ。同じ小麦でも少々お高いですが、古代小麦や国内産小麦の在来種を使用したものに代えるのもひとつの方法です。
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この5つは、たなかさんが普段から口にしている「腸がよろこぶ食べ物」に共通しているお話です。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、米、芋、野菜、味噌、しょう油、梅など、腸をいたわる食材を使ったかんたんレシピなども収録されているので、できることからはじめてみてはいかがでしょうか?
腸がよろこぶ食べ物をおいしく食べれば、体調の変化に気づけるかもしれません。
(文/山本裕美)
【参考】