7月23日、中国のサファリパーク「八達嶺野生動物世界」にて、かなりショッキングな事件が起こってしまいました。
なんと、遊覧中の女性がトラに襲われ、その女性は重症を負い、助けに入った彼女の母親が死亡してしまったのです。

一体、なぜこのようなことが起こってしまったのでしょうか？
「八達嶺野生動物世界」に設置されている実際の監視カメラ映像に、その衝撃の光景が残されていました。
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中国サファリパークで女性がトラに襲われ死亡

この施設は自家用車で入場し、そのまま遊覧することができることで有名なサファリパークです。動物は基本的に放し飼いにされており、来場者は事前の契約でドアのロックや窓の全閉が義務づけられています。

しかし、件の女性は車内での口論が原因で車の外へ飛び出してしまいました。
そして、彼女の背後からあまりにも恐ろしい“脅威”が迫ってきたのです。

出典： YouTube

女性がドアを開けて外に出て、反対側へ向かうとすかさず背後から忍び寄るように襲いかかってきたトラ。
直前にトラが迫ってきているのに気付いたものの、為す術もなく連れ去られてしまいました。

彼女の夫と母親はあわてて助けに入り、警備員は数秒で現場へ急行しました。
しかし、女性はかなりの重症を負い、彼女を助けに行った母親は帰らぬ人となってしまいました。

出典： YouTube

実は、この施設では2014年にも、警備員がトラに襲われて死亡しています。

今回、規則を破って車外へ飛び出してしまった女性には、たくさんの非難が集まっていましたが、施設でも安全確保の徹底や改善策を打つことを怠っていたために、このような痛ましい事件が起こってしまったのかもしれません。

サファリパークを訪れた際は、間違っても外に出ることはないよう、重々警告しておきます。
何にせよ、痛ましい事件には間違いありません。帰らぬ人となってしまった女性にご冥福をお祈りします。

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