【海外出産奮闘記#9】えっ…ナースの前でおしっこ!? 「アメリカ出産・カルチャーショック」前編 (2/2ページ)
なんと点滴の針を外すために、“ナースの目の前でおしっこをしなければならない”というルールがあるのです。人によっては、おしっこがうまく出なかったり、痛みで倒れたりすることもあるので、ナースがすぐ側で待機する必要があるのだとか。ちなみにボストンで長女を出産したときも、全く同じことを強いられました。
その時初産だった私は、「そんな、他人の目の前でおしっこするなんて」と戸惑い、恥じらい、ためらい、苦悩したものです。少女のように初々しく「そんなこと出来ないよ……」と立ち尽くしました。
今回は2度目ということもあり、さっさと済ませて針を外してもらいましたけどね。トイレの個室に、他人であるナースと2人きりでも平気になるなんて。人はどんな状況下においても、逞しくなれる……。
そんな自分の可能性を感じられた出来事でした。
(3)セキュリティが厳しい
赤ちゃんの足と、母親である私の腕に、ハサミでなければ切り取れない輪っかのIDをつけられます。例えばナーサリー(新生児室)に赤ちゃんを預けているときは、これを照合してから赤ちゃんをもらいうけます。
ちなみに私が入院した病院では、夜は赤ちゃんを預かってくれました。私は「ミルクではなく母乳をあげたいので、お腹が空いたようだったら連れてきて欲しい」と頼んで、連れてきてもらいました。
逆に「ミルクを飲ませて、一晩寝かせて欲しい」でもOKのようです。
赤ちゃんは普段、コットと呼ばれる、キャスター付きの小さなベッドにいます。そして部屋にはトイレ付きバスルームが付属していますが、ナースからは「トイレに行くときも必ず赤ちゃんを一緒に連れて入るように」と注意されました。
子どもの誘拐事件が多いアメリカならではの厳重管理だなあと関心したものです。
もちろん、産科病棟のゲートでも必ずIDチェックを受けます。
★今回の教訓★
(1)好きなときに移動出来ない…
(2)点滴の針を外すために、恥を捨てるべし
(3)誘拐事件が多いアメリカは赤ちゃんを厳重管理
次回は「アメリカ出産・カルチャーショック」後編をお送りします!
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※ Billion Photos / Shutterstock
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住のご機嫌妻アドバイザー。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。