「つまらない」「もう帰りたい!」そんな仕事を5分で楽しくするコツ3つ
毎朝職場に着く度に、「今日も1日が始まるのか……」「昨日あんなに遅くまでやったのに、今日もこれだけタスクがあるのか」と憂鬱になっていませんか?
仕事で辛いことがないということは、なかなかありませんよね。でも「つまらない」と思い続けるのは損ですし、精神衛生上もよくありません。
仕事の前に憂鬱になってしまう感情そのものを変えるのはなかなか難しいですが、新しい体験を自分の仕事の中に取り込んでいくことで、だんだん仕事が楽しくなってきます。大それたことでなく、たった5分で仕事を楽しくしていけるコツをご紹介します。
「大仕事がんばった貯金をする」嫌いな先輩に同行する打ち合わせから、社運がかかっているプレゼンまで、仕事をしている中ではありとあらゆる「自分にとっての大仕事があります。つまり憂鬱な仕事です。これが山積みになっていると、精神を健康に保つのはなかなか難しくなってきませんか?
「たくさん嫌な仕事がある」と思い続けるのは良くないので、早く達成してしまうのいましょう。そのためには、自分へのごほうびを作る習慣を持つのです。
例えば大仕事が一つ済んだら、それを「自分への貯金」と思うこと。そして、実際に「500円玉を貯金箱に入れて、貯金をした」感を味わうこと。自分の成長への貯金を視覚化してしまうのは面白いですよね。しかも、その500円が貯まれば、自分の好きな買い物に使っていい!などと決めていれば、一層ごほうび感が出るのです。
うまくいった自分を妄想する「取引先に謝らなければならない電話」「仕入れの値引きをする打ち合わせ」などの気を遣うシーンは、仕事をしていればよく遭遇しますよね。「やりたくないな……」と気が塞ぎがちですが、ここで大切なのは、実行する前に「自分がうまくいった姿」を妄想すること。すると、なぜか良い結果になることが多いのです。
この方法は心理学的にも実証されていて、うまくいくシュミレーションをしていると、それに向かって自分がどんな発言や行動をすれば良いか考えることができるそうです。
また、イメトレによって電話や打ち合わせの声に誠意や好意が表れ、それが相手に伝わり良い結果が起こるというカラクリだったのです。ハッピーなことが寄ってくるこの妄想癖、是非習慣づけたいです。シュミレーションをするときに、社内で顔がニヤけていないかだけご注意を。
小さな仕事こそ、クオリティを上げて提出する会社の業績に関係ないような小さな仕事ばかりやっていると「つまらない」「辞めたい」と思い、無心で時間を過ごしていませんか?例えばコピーや資料整理お茶くみなどですが、そういう仕事こそ、前のめりで結果を出そうとしてみることが大切です。
コピーも、大量の枚数だと全てうまくコピーするのって難しいですよね。途中でコピー機に詰まったり、大量のページ数をまとめて留めるのがうまくできなかったり……。それを、一発で綺麗にコピーできたら、周りもいつの間にか「あいつにコピーを任せるとスゴイ」と評判になっていきます。簡単なことだからこそ、皆にすごさがわかる良い機会なんです。
大きな仕事だと、複雑化している上に、そういう仕事が未経験の人も多いので、実は周りがスゴさをわかっていないもの。コピーなら、誰もがやったことあるし、どれくらい時間がかかるか、綺麗にコピーするのが意外と難しいかを皆知っています。
そんなところから評判が立てば「あいつに他の仕事を任せてみたら、またスゴイ仕上げをしてくれるのでは」と期待がかかるようになります。5分で済むような簡単な仕事こそ、心を込めて丁寧にやることが重要です。
自分から、ご褒美ややりがいを見つけていくことが「つまらない仕事だらけな1日」を「チャンスだらけの充実した楽しい1日」にしてくれるコツなんです。