テレビドラマ鑑賞に、音響の質は必要なのか?海外ドラマをホームシアター版ドルビーアトモスで鑑賞し検証 (2/4ページ)
Q:特に音の良さを感じたのはどのシーン?
■亡霊の歌声が聞こえるシーンは、耳元でささやかれたような感じで怖かった。
■迷路のシーンでは姿の見えない相手の位置や動きを声で感じた。
■ドアが閉まる音や日常生活の何気ない音に臨場感があるのが良かった。
■劇場で観た時には気づかなかった細かい音まで聞こえた。
■滝が上から下に落ちる迫力がすごかった。
■夜の街に響く足音や銃声の音がリアルで、遠近感や方向性まで感じられた。etc.
上記のように、繊細な音の再現性によって作品への没入感をより楽しめたという意見が多く聞かれた。
しかし、ホームシアターという言葉に漠然とした“敷居の高さ”を感じている女子が多いようで、「実際に自宅でもドルビーアトモスを楽しみたいか?」という質問には次のような質問が寄せられた。
【1】せっかく初期投資をしても、どんどん新しいものが出てきてしまうのではないか?
【2】ドラマ作品は夜中にまとめて観る機会が多いが、ヘッドホンでもドルビーアトモスを楽しむことができるのか?
【3】具体的にどの位の部屋の広さと機材があればホームシアターを実現できるのか?
【4】ドルビーアトモスの特長である高さ方向の音を楽しむためには、わざわざ天井にスピーカーを取り付けるなどの工事が必要か?
この体験会でレクチャーを行った専門家によると、新製品への買い替え頻度については「今日体験いただいた技術は、家庭用のサラウンドが登場してから20~30年かけて実用化されています。技術の基礎になっている“オブジェクト・オーディオ”の概念からすると、スピーカーの数が少なくても、今日と同じ体験ができることに向かって進化していくのではないでしょうか?」とのことだった。ひっきりなしに新しい技術や新製品が出てくるというよりは、より手軽に使いやすい方向に時間をかけて進化をしていくようだ。
続いて【2】の質問については、「タブレット端末など厚みがなくそれ自体で音の再生にあまり向かないデバイスや、ヘッドホンを使う人の割合が多く想定されるデバイスの場合には、ヘッドホン用にチューニングされた製品もあります」という答えが。