子育ては200%思い通りにいかない!「育児に苦戦するママ」が見直したい2つのコト
子どもって親の思う通りに動いてくれないですよね。仕事とか家事はある程度、自分のペースで計画通りことが進みます。でも、子育てだけはそうはいきません。
そんな時、子どもを変えようとしたりコントロールするのではなく、ママ自身の物事の捉え方を変えてみませんか。
そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、コミュニケーションの方法ついてお話します。
■“盗人にも五分の理を認める”
有名なデールカーネギーの著書『人を動かす』にこんな記載があります。
<おおよそ受刑者で自分のことを悪人と思っているものはほとんどいない。自分は一般の善良な市民と少しも変わらないと思っており、あくまでも自分の行為を正しいと信じている。
何故、ピストルの引き金を引かなければならなかったかその訳を実にうまく説明する。(中略)極悪人たちさえも自分が正しいと思い込んでいるとしたら、彼らほどの悪人ではない一般の人間は自分のことをいったいどう思っているのだろうか。ただ叱りつけるのは愚の骨頂なのだ。>
子どもを叩いたり怒鳴りつけたりして大人は気が済むかもしれません。その結果、たとえ子どもがおとなしくなったとしても、それは怖いから言うことを聞いているだけです。「僕は本当に悪いことをしてしまった」と反省している訳ではありません。
おもちゃを奪い取ろうとお友達を叩いた行動をしたとしたら、なんで、友達を叩いたのかを聞き出しましょう。数分前に相手から同じことをされたのかもしれません。
いきなり叱るのではなく、状況を冷静に分析して“なぜ、そういう行動をするに至ったか”を親として探ってみましょう。
■コミュニケーションが難しいと感じる2つの理由
(1)自分が正しいと思っている
育った環境も気質も違う大人同士の人間関係。
相手の行動を許せなかったり、理解できないことって沢山ありますよね。皆、「自分が正しい」と思っているのですから、相手もあなたのことを理解しがたいのです。
そんなときは“相手を変えるより自分の見方を変えること”が得策です。
「あの人はイライラして棘のある言い方ばかりするけれども、きっと家でお姑さんとの関係で悩んでいるからだわ」など。子育ても一緒です。まずは相手に寄り添ってみましょう。
(2)注文をし過ぎる
あなたの要求が高すぎるのかもしれません。
例えば3歳になるわが子へのしつけで、あれはダメ、これをやって、そっちは行かないなど多くの注文をしていませんか?
でも、3年前まではまだあなたのお腹の中にいた赤ちゃんだったのです。
そう考えれば、まだ物事の良し悪しを理解できないのは当然なのかもしれません。
寝顔を見るとつい「今日も一日叱りすぎてごめんね」と謝りたくなるのはその反省の心の表れですよね。「あれも出来ない、これも出来ない」と追い立ててはいけません。多すぎる子どもへの注文を減らしまてみませんか。
■合格ラインを下げよう合格ラインを下げることによりママのイライラが治まることもあります。“親の言ったことの10のうち1出来たら良し”としましょう。食事を残しても「全部食べなさい!」としないで「半分は食べれられたね、ごちそうさましていいよ」と合格ラインを下げてあげましょう。
子どもが2歳だったら親も“ママとしてはまだ2歳”、3歳だったらママとしてまだ3歳です。
だから子育てで苦戦するのも無理はありませんよね。お互い経験がないので相手へのイライラも募りますが、見方、枠組みをかえるとうまくいくこともたくさんありますよ。
【参考・画像】
※ Yuganov Konstantin、pathdoc / Shutterstock
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/