【リオ五輪記念】鳥人に人間機関車、白い妖精・・・オリンピック選手の「異名」誕生の影に名実況あり? (2/3ページ)

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他にも、体操6種目ですべてメダル獲得という偉業を達成したベラ・チャスラフスカが「体操界の女王」と呼ばれるなど、多くは、プレイスタイルや活躍にちなんだものであることが大半だが、


同じく体操界で活躍したナディア・コマネチが、そのあまりに美しい姿で「白い妖精」と呼ばれるなど、時代や競技の顔として知られる人気選手にも、必ずと言ってもいいほどに、個性的な異名がつけられているのである。「なでしこJAPAN」や「Qちゃん」といった日本人にとっても馴染み深いニックネームを加えると、その数はまさに枚挙に暇がない。

日本人になじみ深いもので言えば東京五輪で日本のバレーボール代表チームにつけられた「東洋の魔女」があるが、このニックネームは、決勝試合を中継していたアメリカのテレビ局のコメンテーターによって連呼された「オリエンタル・ウィッチ」(The Oriental Witches)というフレーズに起因し広まったもの。

「オリエンタル・ウィッチ」という名台詞が生まれた1964年は、静止軌道上の通信衛星を使用する形で、世界初の衛星生中継を行うことに成功した記念すべき年。また、異名とは少し違うが、1936年に開催されたベルリン五輪で飛び出した「前畑ガンバレ」の実況はラジオ中継によるものであった。

このように「二つ名」をつけることが一般化していった背景には、報道の形式の中心が、新聞に代表される"活字"によるものでなく、テレビやラジオで行われる実況中継へと移り変わったこともあげられる。
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