【スペシャル連載#03 友利新】アトピー発症率3割減!? 「ベビースキンケア」の秘訣 (2/3ページ)
けれど、そのあとに乳液をつけたり、化粧水をつけることは“何か特別なもの”だと考えていませんか?
編:確かにそうかもしれないです。けれど、赤ちゃんの肌はモチモチしていて気持ちが良いですよね、何もしなくてもいいのでは?
友:実は赤ちゃんは沐浴のあと放置していると、すごくデリケートなので、乾燥するんです。
その乾燥が皮膚の“バリア機能”を低下させ、皮膚の外の刺激から守ることも、皮膚の中から出て行ってしまう水分を防ぐこともできません。なのでアレルギーや乳児湿疹など、炎症の原因になります。
するとママはお医者さんから、お薬や乳液を塗って保湿してくださいね、と言われますが「もっと荒れてしまうのでは……」と肌に塗るのを怖がるんですよね。逆なのに。
2014年には新生児に出生直後から毎日保湿剤を塗ると、約8ヵ月後のアトピー性皮膚炎の発症率が3割低下したとの研究成果を、国立成育医療研究センターがまとめ、発表しているんですよ。
さらに赤ちゃんの頃のアトピーが食物アレルギーに変わり、幼児喘息(ぜんそく)へ連鎖していく“アレルギーマーチ”の予防として、肌の保湿は注目されつつあるのです。
けれど、まだママの間では、保湿することの重要度は浸透していない気がします。
■皮膚科医ママとして天然成分にこだわり抜いた「メディスキンベビー」
編:そんな思いから、『メディスキンベビー』の開発に至ったのですね?
友:そうですね。ママになったからにはきちんとスキンケアをしてあげたいと思い、出産を控えたころに使える製品を探していました。
けれど成分表とにらめっこしても、安心して使える赤ちゃん用のスキンケア製品が本当に少なかった。植物由来と書いてあっても成分を見ると、使っている科学成分とか分かってしまうので……。
そこで、自分自身がママになり、納得して使いたい“ベビー予防スキンケア”製品を作ることにしたんです。息子に使うものなので、妥協はせずこだわりました。
息子が生まれたからこそ作った製品ですし、彼がいなかったらここまでこだわらず開発していたかもしれません。ママになったことで、モチベーションが高まりました。