「公共の場ではやめて…!」子どもが発する奇声4つの対処法
社会に関わって生きていく上では、マナーやルールを守らなくてはなりません。ところがそんな堅苦しいものとは“無縁の世界”からやってきたのが子ども達です。
ですから私達大人は、彼らにこの社会で生きるうえの約束事を教える役目があります。
例えば公共の場で子どもが大声や奇声を発すると、周りの目が気になり困ってしまいますよね。または公共の場でなくとも、不満や喜びなどの表明・表現方法としていつも大声出されるというのは、親のストレスになり兼ねません。というか、ストレスですよね。
今回はご機嫌妻アドバイザーであり4児の母である筆者が、子どもの大声と奇声の原因、その対処法についてご紹介します。
■「子どもの大声・奇声」4つの原因例年齢や月例にもよりますが、子どもが大声をだしてしまう原因を大まかに4つ挙げてみましょう。
(1)楽しすぎる!
兄弟やお友だちとつい盛り上がり興奮してしまった、という場合。
公園などでは問題ありませんが、例えば移動中の交通機関でとなると、楽しそうだからいいか、では当然ながら済みません。
(2)自分の話を聞いて!
ママに聞いてもらいたい、認めてもらいたい場合です。
例えばわが家では、子どもの内の誰か1人を褒めたときに、他の子どもが「自分だって、ああだ、こうだ」と口々に騒ぎ立てる、“過去の功績主張合戦”が勃発します。
非常にやかましく、結局ママの耳には、誰の言うことも頭に入りません。
(3)疲れた、眠い、お腹が空いた!
小さい子どもの行動は、自分の欲求に直結しているもの。その表現は常に直接的です。
“匂わす”、“ほのめかす”などという曖昧な言葉は、彼らの辞書にはありません。
筆者の次女がまだ幼稚園に通っていた頃、ママ友は次女の機嫌で時間を把握していました。「次女ちゃんが怒りっぽくなってきたら、もう5時かな? と時計を見ると大体あってる」とのこと。
大らかな気持ちで子どもに接してくれたママ友には、今でも頭が上がりません。
(4)思い通りにならない!
何か欲求があるにも関わらず、現実は自分の思い通りにならない場合です。
わが家の4番目である長男は、姉が3人いますので、当然ながら、思い通りにならないことだらけです。
ですので、家では残念ですが、ほぼ毎日叫んでいます。そして外にいる方が、おとなしく聞き分けがよくなります。
■子どもの気持ちを鎮めるために、親ができる4つの工夫(1)欲求を叶える、展望を示す
空腹、眠たい、疲れた、熱い、寒い、抱っこ……などの具体的な欲求に対しては、それを満たすことが彼らが静かになるための1番の近道です。
欲求を満たしあげる環境を用意できない場合は、「今、荷物をいっぱい持ってるの。とっても重いんだよ~。だから、抱っこできないの。ごめんね。あそこの角を曲がって、階段を登ったら、おうちにつくよ。そしたら抱っこするからね」などと、展望を示してあげると落ち着く場合があります。
(2)話を聞く、気持ちを理解する、代弁して聞かせる
「自分で最後までお片づけしたかったんだ。ママが途中で手伝ったから、怒ったんだね」
「お姉ちゃんと一緒に持ちたかったの? そっか、じゃあ、一緒にお願いしてみようか」
などのように、子どもがしたかった気持ちを汲んで、言葉にしてあげてください。それを繰り返す事で、いつしか子ども自身が、自分の欲求を言葉にできるようになります。
(3)適切なボリュームを教える
「今その声は大きすぎるなあ。今のはボリューム10くらい。ここは電車の中だから、2か3くらいだといいなあ」などと言いながら、もし子どもが知っていれば、ステレオの音量つまみをひねって下げるような仕草をしてあげてください。
数値で表すと、小さな子でも“大きい”、“小さい”の概念が理解しやすいようです。
(4)出かける前に、ひと遊び
子どもは楽しい気持ちでたくさん遊ぶ事が大好き。誰よりもママやパパと遊ぶことが、とにかく嬉しいのが分かります。
ですから、「今日はパパとママの言う事を聞いて、ちょっと静かにしていて欲しいな」という親の願いを聞いてもらうために、お出かけ前に、一緒にひと遊びすると効果的です。
わが家では、マンションの1階の広いロビーで、隠れんぼや鬼ごっこなどを思いっきりやったりしています。
皆が笑顔で「ぜーはー、ああ、楽しかった!」と笑顔で出発すると、道中もスムーズに行く場合が多いです。
いかがでしたか?
大声や奇声は、赤ちゃんでしたらその行為自体を楽しんでいる事もあります。
ですが、少し大きくなった子がするその裏には、必ず理由があるものです。
頭ごなしに怒らず、気持ちに寄り添う事で、わが子について、新鮮な発見があるかもしれませんよ。
【画像】
※ Olgabo、Alliance / Shutterstock
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住のご機嫌妻アドバイザー。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。