天才テリー伊藤対談「坪井安奈」(1)25歳になった時に大きなきっかけが (2/2ページ)
テリー へえ、編集部にいた時は、どんな記事を担当していたの?
坪井 スクープ班にいた時に、わりと反響が大きかった記事だと、「大久保佳代子さんのお持ち帰り」などを担当しました。
テリー ああ、あったなぁ(笑)。坪井さんはスクープを取るために、どんなことをしていたの?
坪井 「とにかく芸能人がいそうなところへ行ってこい!」と言われるので、夜になると六本木、恵比寿、中目黒、三宿あたりに出かけて行って、芸能人のいそうなお店に入るんです。
テリー 急に行っても、芸能人なんかいないだろう。
坪井 ええ。いちおう「○○さんの行きつけ」という情報がある店を選びますし、いない時には店の方と仲よくなって、「最近、誰か来ませんでしたか?」というように情報を聞き出したりするんです。
テリー そんなに簡単に教えてもらえるものなの?
坪井 私が編集者っぽく見えなかったみたいで、例えば「この店はテリーさんがよく来るんですよね?」って聞いても、ただのファンだと思われるんです。だから警戒されずに「この前来て、○○食べてたよ」なんて教えてくれたりするんですよ。
テリー 食べるものはともかく、女を連れていたなんて情報は難しいでしょ。
坪井 それはなかなか。でも、関係者のフリをして聞いたりすると、意外に出てくることもあるんです。
テリー しかし、芸能人の行きつけとなると、きっとそれなりの店じゃない。そうすると、夜はいつもそういう店で食べてたの?
坪井 はい。空振りでも、仕事ですので経費として領収書をいただいて‥‥。
テリー いいなぁ、毎日うまいモノばかり食べてたんだろうな。なのに、そこを辞めちゃったのは、特ダネ探しに疲れちゃったから?
坪井 いえいえ、仕事は充実していてやりがいがありました。でも、25歳になった時、急に「30代まであと5年だ」と思ってしまったことがきっかけになったんです。
テリー なるほどね、30歳って、ひとつの区切りになるからね。そこで焦り始めたわけだ。