“曖昧な指示”がコツだった!「自分で考える子」に育てる秘訣

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“曖昧な指示”がコツだった!「自分で考える子」に育てる秘訣

子どもには自分で考えて行動できるようになってほしいもの。そんな子に育てるにはどうすればよいでしょうか?

大事なのは、子どもに考えさせる機会を与えることです。しかし、そのような機会を与えることができない場合、子どもが指示待ち人間になってしまう可能性があります。

箕浦健治の著書『4歳~9歳で生きる基礎力が決まる!花まる学習式一人でできる子の育て方』を参考に、その理由と子どもが自分で考えて行動できるようになるコツを筆者の経験を踏まえてご紹介します。

■「指示待ち人間」にさせているママのNG言動

子どもに考えることをさせずに、ママが子どもに細かく指示をしてばかりではよくありません。例えば、子どもを保育園に連れていく前、子どもに用意をしてもらうときに、「かばんにハンカチとティシュつめて!服着替えて!靴下はいたら歯磨きして!」というように細かく子どもに指示を出したりしていないでしょうか?

親は子どものためを思ってなんでも事細かに指示を出してしまいますが、これでは子どもはいつまでたっても自分で考えようとせずに、指示待ち人間になってしまいます。

また、何でも親が決める習慣をつけるのもNGです。

子どもが自分でやっていいことかどうかわからないときは親に「これやってもいい?」とか判断を聞いてくることがありますが、何でもやる前に「ちゃんとママに聞いてからやりなさい」というようなことを言っていると、ママの判断がないと何もできなくなってしまいます。

それではどのように子どもに言えばよいのでしょうか?

■考えさせる子をつくる秘訣

それは指示を曖昧にして、子どもに考える余地を与えることです。

例えば、先ほどの例で行くと、保育園の用意を指示するときに何でもママが言うのではなく、「保育園の用意をしてね」と一言ですましてしまうのです。

曖昧にすると子どもができないんじゃないかと考えてしまうかもしれませんが、曖昧に言った方が、子どもは「保育園の用意は何をしないといけないんだっけ?」と自分で考えて行動するようになります。

もちろん最初は保育園の用意について教えておかないといけないですが、仮に教えていなくても、自分で考えて「これがいるのかな?」と予想して行動したりもします。

きちんとできていれば「ちゃんとできたね」と言ってあげると、次も自分で考えれるようになりますし、もし間違っていれば、「これがいるよ」とフォローしてあげれば間違うこともなくなってきます。

特に男の子はなかなかこういうことを覚えるのが苦手なので、何回も言って覚えさせる必要がありますが、自分で考える習慣をつけるには親があれこれやりすぎない方がいいですね。

ついついきちんとしてほしいからあれもこれもと言ってしまったり、子どもが気になるから親が判断しようとしたりしますが、そこは多少手を抜いた方が子どもも自分で考えるようになりますし、親も少し楽になるかもしれません。

実際、筆者の知り合いのママからは、ママ自身がいろいろ抜けてるから子どもがしっかりするようになったという話も聞いたことがあります。

筆者の場合も保育園の用意については、むしろ子どもに「どうするんだっけ?」と聞いて教えてもらっていますので、子どもに考えさせる機会をたくさん与えてみましょう。

【参考】

※ Ihor Spivak / PIXTA

※ 箕浦健治『4歳~9歳で生きる基礎力が決まる!花まる学習式一人でできる子の育て方』(日本実業出版社)

【著者略歴】

※ 三尾 幸司・・・1979年生まれ。3児のパパ。某IT企業で営業をしながら、ワークライフバランスを実現し、たまに組織改革やダイバーシティ、女性活用などの推進に取り組み。また、NPO法人コヂカラ・ニッポンのメンバーとして、コヂカラMBAプロジェクトを進めており、子ども向けのキャリア教育やビジネスワークショップを実施。大手企業の社員の子どもや沖縄の高校生など、幅広く講演やワークショップを実施。

プライベートでは小中一貫校のPTA会長(4年目)として活動中。今までに1,000冊以上読んだ育児書やビジネス書のノウハウを元に、Blogや雑誌に子育てや教育に関する記事を寄稿し、子育てに関わる人の支援やアドバイス、将来の日本を支える子どもの教育や育成に力を入れている。AERA、Bonjureaha、サカイクなど寄稿多数。3人の子育てに毎日楽しくバタバタしてます。

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