害虫駆除はドローンにお任せ。寝ている間に田畑を守るアグリドローン (2/2ページ)
とくにウンカ類は、昼間は葉の陰に隠れ農薬への抵抗力も高いため、今回の方法による駆除は効果的となる。
■ 農業を最先端で収益性の高い産業へ
この『アグリドローン』は、夜間の害虫駆除以外にも活躍できる。
昼間畑の上空を飛行させ、カメラ撮影して画像をクラウド上の人工知能(AI)で解析することで、病害虫が発生している場所を特定できる。

source:https://www.youtube.com/watch?v=9wUbiGVJ0nM
するとドローンがその場所をめがけてピンポイントで農薬を散布することができるのだ。
この方法であれば、農薬を全面散布するよりも農薬の使用量が減らせる。

source:https://www.youtube.com/watch?v=9wUbiGVJ0nM
ただ、まだこの方法はまだ実験段階であり、さらなる実験を重ねて農作物の種類毎に効果的な働きをするように精度を高めていくという。
また、田を近赤外光で撮影することで稲の温度分布によって稲の密集具合を把握し、散布する肥料の量を調整することもできるようになる。
このように、『アグリドローン』は、ITによって農家の収益を高める試みだ。
後継者不足で悩む農家を、最先端のテクノロジー産業にし、収益性も高めることで、若い人材が集まる夢のある産業に変えていけるかもしれない。
【参考】
※ 佐賀大学農学部、佐賀県農林水産部、オプティム、殺虫機能搭載ドローンを活用し、夜間での無農薬害虫駆除を目指した実証実験に世界で初めて成功 – OPTiM