警察官が「金がなければ体で払え」…北朝鮮で日常化する女性虐待 (2/2ページ)
収容所内はより悲惨
別の脱北女性は、韓国に入国し、レストランで働きはじめたころに、店でセクハラを受けたが、北朝鮮ではよくあることなので、それほど気にしていなかったという。ところが、2年経つとセクハラに対する認識も変わり、反発するようになったという。
権力側の人間が、こうした人権侵害を行っているようでは、もはや国ぐるみの女性虐待と言っても過言ではない。そして、一般社会以上に閉鎖された拘禁施設や軍隊内での人権侵害がいかに悲惨であるかは推して知るべしだ。
女性虐待に限らず、北朝鮮の人権問題が国際的なイシューとなってから、まだ日は浅い。それにもかかわらず、筆舌に尽くしがたい証言は次々に出てきており、今後もこの流れを止めることは不可能だろう。そして、最終的にその責任を問われるのは金正恩党委員長にほかならない。