40代の平均喫煙率は38.5%!タバコ部屋に情報が集まる理由 (2/2ページ)
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四十代
ところが、40代は38.5%、50代は36.6%と、会社の上位管理職と推測される層の喫煙率はいまだに高い水準を維持しています。
実は、情報収集のためにタバコ部屋へ行く人は少なくありません。上位管理職が憩いの場として集うタバコ部屋は、情報の宝庫だからです。
いまは完全分煙制をひいている会社が多く、タバコ部屋は小さいスペースで奥へ奥へと追いやられています。ところがその結果、この部屋に集う住人のコミュニケーションが深まっているのです。
■タバコ部屋では役員だけでなく人事との情報交換も可能
喫煙者は休憩も兼ねて行くので、仕事のことも仕事以外のことも気軽に会話できるメリットがあります。リラックスしている状態だからこそコミュニケーションもとりやすく、しかも5分程度の短い時間なので席を外しやすいのです。
会社によっては、社内のおエライさん(役員)が来るときもあります。喫煙所で印象に残っていると(よい印象であることが重要ですが)、社内プロジェクトの際に声がかかる場合があります。
おエライさんが社内の情報を欲しているケースも少なくありませんが、タバコ部屋であれば気軽に会話をすることができます。
上司や部下に関係なく、所属もさまざまです。普段接する機会の少ない他部署の課題や悩みを耳にすることで、組織全体を見渡す広い視野を持つことができます。
とくに人事情報は信憑性のあるものから、リストラに関するものまで多種多様です。
また、なにげない雑談が良好な人間関係につながる例も少なくありません。
たとえば、仕事や私生活で息詰まったとき、利害の対立を抜きに人々が寄り合い、雑談に花を咲かせる場があるのは精神衛生上も大切なことではないかと思います。
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よい情報も悪い情報も充分に踏まえたうえで、ご自身の判断で取捨選択することをおすすめします。くれぐれも表面上の情報に惑わされないことです。しかし、そのためには情報精度が重要であることもお忘れなく。
(文/コラムニスト・尾藤克之)
【参考】