【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#22 ママ友のSNSのお出かけ写真を見ると落ち込んでしまいます。
「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。
第21回は『上の子と下の子で対応が違ってもよいのでしょうか。』の疑問にお応えしましたが、第22 回のテーマはこちら。
■幸せ自慢大会に惑わされないで!
日本でのフェイスブックの利用者は2,500万人とも言われています。
インスタグラム、ツイッター、ブログなどを含めると国民の半分近くが使っている計算です。これを世界に向けた無料の宣伝ツールとして上手に仕事につなげている人たちも数多くいます。
そんな中で、ちょっと言葉は悪いですが、自分のことをアイドルだと錯覚しまい「私こんなものを食べました」「お出かけナウ」の写真や、ブログに「今日○○して○○して……」と日々の生活を書いて公開している人がいます。
でも、満足しているのは自分だけで、それを見ている人は「またか……」と感じているかもしれません。それが悪い行為ではくSNSとはそういうものなのです。
そして、仕事の営業ツールとして活用している人以外のこれらの「自分見て見て」の人にとっても、ある意味幸せ自慢大会の場、営業活動の場だったりします。
人間は「誰かに認めてもらいたい」という承認欲求があるので、盛りに盛って自己アピールします。
ただし、これを見る人が自分と比較して、自らをおとしめることのないようにしてくださいね。
「こうして自分を見てもらいたい人なんだなあ」そう思って割り切ることです。嫌だったら見ないようにしましょう。
■悪いところは公開しないもの「ディズニーランド、ナウ、超楽しい~!」とアップしている人も、本当は人がいっぱいでほとんどアトラクションに乗れず、家に帰って「疲れた~」と足を投げ出して寝っ転がっていたかもしれません。
休日に外出しなかったとき「今日は気分が凹んで引籠っていました。夫にも子どもにも当たり散らしました」とはアップはしません。
■表現することはサービス業である。
こんな一文を目にしたことがあります。
“文章を書くことはサービス業である、読む人に貢献しなくてはならない”
ブログ、フェイスブックも他者が見るという時点で既に自分だけのものではなくなっていいます。ですから読む人のため“サービス業”なのです。
以下の項目は下段に行くほどサービス業の度合が高くなっていきます。
・自分だけの非公開日記
・ラインなど家族や親しい友人とのやりとり
・公開フェイスブック
・ブログ
・書籍
他人の幸せ写真を見て、自分も幸せのおすそ分けをしてもらってハッピーになるのであれば“読者のためになるサービス業”として素晴らしい投稿です。
けれども、それを見るあなたが自分と比較してしまい「私はいいママしていない。不幸だ」と感じてうらやむ気持ちが溢れてくるのでしたら、その時点で読者であるあなたには貢献していない投稿です。だったらフェイスブックをもうやらないかでスルーしてしまえばよいのです。
子育てしやすい社会をと唄われ、イクメンが称賛される時代、昔だったら年賀状でよその子の写真を目にする程度だったのに、いや応なしにフェイスブックで親子の幸せ光景を目にすると、不妊の人にとってはつらいツールになっていることもまた事実です。この場合もフェイスブックを特定の人のみにするなどした方がよいでしょう。
キラキラしたママを見て引け目を感じたりしないでくださいね。週末のたびに遠出しなくても、近くの公園でめいいっぱい遊んだり、スーパーで材料を買ってママとお菓子つくりをしたり、そんな小さなことでも子どもは大満足だったりします。
周りの幸せ自慢に振り回されないようにしましょう。
【参考・画像】
※ Iakov Filimonov / Shutterstock
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/