千代の富士 「通算1045勝・優勝31回」腕立て伏せ1日500回でつかんだ“大横綱”人生 (2/2ページ)

アサ芸プラス

新人の記者にはよく『儀式だから』と、アイスペール(氷入れ)に酒をなみなみと注いで一気飲みさせていました。しかし、記者が潰れると、部屋から若い力士を呼んで介抱させるんです。かくいう私も、目覚めたら九重部屋の客間だったということが、何度もありました。豪快な反面、気遣いができる人でした」

 また、現役時代に巡業で定宿にしていた旅館の元従業員はこう話す。

「翌日に巡業を控えているにもかかわらず、逆鉾関ら気の合う力士と朝まで趣味の麻雀をしていました。当時すでに親方になっていた大鵬さんはその輪には加わらず、『アイツは絶対に勝つまでやめないからな』と早々に自室に引き揚げていったのを覚えています」

 土俵の外でも“勝負の鬼”だった。合掌──。

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