アジアから日本を訪れる外国人が増えているってほんと?

訪日外国人が増えているというニュースをご覧になったことがありますか? この夏休みもさまざまな観光地に出掛けては外国人の多さに圧倒されてしまったという大学生も多いでしょう。特にアジアからのお客さんが多いことが分かります。そんなアジアからの観光客について、日本政府観光局(JNTO)のデータから見てみましょう。
■東アジア4市場で全体の7割を占める
2015年5月のデータを見てみると、訪日外国人観光客数全体は164万2千人。その内、東アジア4市場(韓国、中国、台湾、香港)の合計は116万3千人です。なんと全体の7割が東アジアから来ていることになります。最も多いのが中国の38万7千人となっており、次いで台湾の34万人、韓国の31万5千人、香港が12万人です。
東アジアに続いて多く訪日しているのが、アメリカからの9万2千人ですが、それを除けばタイからの8万1千人、シンガポールの2万4千人、そしてマレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムからの観光客も非常に多いです。オーストラリアやカナダ、フランス、イギリスなどの約2万人と比べても、アジア地域からの観光客が増加していることがうかがえます。
■ほとんどの国で過去最高を記録
2015年5月は、台湾、香港、インドが単月として過去最高を記録しました。5月に限って見てみると、ロシアとイギリスを除く全ての国で過去最高を記録しています。アジア地域の経済成長に伴って旅行客が増えたということ以外にも、日本の政策として消費免税制度の拡充、ビザ発給の緩和なども功を奏しました。
特にアジア地域からは、大型クルーズ船で寄港して、観光バスで各地を少しずつ回るという旅行が増えています。日用品も消費免税になったため、家電などの高価なものだけでなく、ドラッグストアにも観光客が押し寄せることになりました。
■日本人の意識を高める
しかし、日本人の意識はこの急速な観光客の増加に対応し切れていないこともあります。日本はこれから観光大国としてやっていく道半ばにあるので、すでに観光が経済の柱となっているヨーロッパ各国などを見習う必要がありそうです。あわせて、ホテルの数を増やしたり、観光バスを増やすといったハード面の政策も必要ですね。
いかがでしょうか。訪日外国人が多くなると、うれしいことばかりでなく課題も浮き彫りになってきました。2020年には東京オリンピックも控えています。そのためにも、今後の日本経済を考えるともっと改善していくところはあるかもしれませんね。
(ファナティック)