若いうちに考えておきたい! 老後に必要なお金はなにを頼りにする?

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大学生のみなさんにとっては、老後の生活というとまだまだ先のこと。なかなか想像がつかないかもしれませんが、夫と2人で家にいる、旅行三昧で世界を飛び回っている、健康維持に気をつかっているけれど身体が弱ってきて入院……いろんな生活が考えられますよね。どんな道を選ぶにしても、その支えとなるのはやっぱりお金です。あなたは老後生活の支えとなるお金について、どのように考えていますか? 働いて収入を得ることが少なくなる老後の生活では、何を頼りに生きていけばいいのでしょうか。

■みんなは何を頼りにしている? やっぱり公的年金が1位

厚生労働省の平成24年高齢期における社会保障に関する意識等調査結果(調査日は平成24年7月12日、集計数は11,294人)によると、老後の生計を支える手段として最も頼りにする収入源は、「公的年金」が最も多く59.5%、次いで「自分の就労による収入」が16.7%となっています。「貯蓄または退職金」を最も頼りにするという人はたったの8.0%しかおらず、ほとんどの夫婦が老後でもどこかからの給付金や給料を当てにしていることがわかりました。

生活意識(余裕があるとか苦しいとか)の状況別に見てみると、「ゆとりがある」層では他の層に比べて「貯蓄または退職金」、「資産収入」を当てにする割合が高くなります。もちろん公的年金も頼りにしますが、それ以外でも生活が成り立つということがわかりますね。

■公的年金だけで暮らせる?

公的年金制度がなくなることは考えにくいですが、少子高齢化社会にあっては年金受給額が減額されることは十分考えられることです。また、現時点での受給額も、決して多いというわけではありません。公的年金受給額は、国民年金だけを受給する人、そこに上乗せで厚生年金を受ける人、自営業の場合には国民年金基金などがあります。働き方や勤務先によって加入する年金が強制的に決められる部分と、個人で選択できる部分とがあるため、いざ年金を受給するときにはかなりのばらつきがあります。

年金受給額が多い夫婦の典型パターンは、正社員で共働きです。年間300万円を超える金額を受け取ることができるでしょう。しかし、夫婦のどちらも職に就いたり就かなかったりを繰り返したり、自営業でやってきた場合、受け取る公的年金は160万円程度にまで下がってきます。これだけでは、現役時代と同じ水準の生活を維持するのは難しいのではないでしょうか。

■どうやって資産形成していくか

公的年金だけでは生活が難しい場合、貯蓄を切り崩しながら生活したり、子供や親族と一緒に暮らしたりと、生活スタイルを変えていく必要があります。健康に不安が大きい場合、貯蓄を大きく崩すのは不安でしょう。現役世代にできることと言えば、そうなる前に資産をしっかりと形成していくことが基本となるでしょう。

貯蓄体質と呼ばれるような、20代の内に数100万円貯められたような人であれば、その後も意識しなくても貯蓄ができていく人が多いです。しかし問題なのは、「貯金はいつも20万しかない」というようなタイプの人です。意識的に貯蓄に回さないと、老後に頼りになるほどの資産形成が難しくなります。気付いた瞬間から、資産運用の勉強と実践を始めましょう。低金利時代では、資産は勝手に増えていきません。若い内なら、運用で失敗しても大きな痛手にはなりませんから、コツコツと少しずつお金の勉強をしていきましょう。

いかがでしょうか。公的年金は金額が大きいため、老後生活で最も頼りになるものに違いないでしょう。しかしそれだけでは安心できないのも事実です。貯蓄が苦手だという自覚があるなら、大学生のうちから勉強を始めたいですね。

(ファナティック)

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