トンデモ映像による陰謀論?中国共産党のメディア戦略とは (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■メディアを利用し洗脳しようとする左派たち

 今回の例のように、「共通の敵」を作り国民の意思を一体化させようとする方法は中共政府の常套手段です。そして、中共がやっきになってカラー革命を批判している理由は、民主化、自由を求め団結した時の人間の力を恐れているからでしょう。

 僕が以前のコラム(中国は必ず民主化する?”天安門事件”記念集会に参加して分かったこと)で語ったように、中国の現体制を転覆させるための最良な手法は一般市民による非暴力的な民主化運動だと思います。僕は一人でも多くの中国国民が中共政府の欺瞞性を知り、立ち向かうための意思を持って欲しいと思います。

 そして、プロパガンダを行うのは中共政府だけではありません。2016年8月3日、北朝鮮が事実上の弾道ミサイルを日本近海に発射した際、TwitterやFacebookには「人工衛星をミサイルと呼んでいる」、「支持率上昇のために、安倍と北朝鮮は裏で手を組んでいる」などと、次々と現政権を批判する言葉が書き込まれました。

 さらにSEALDsなど市民団体は平均所得低下など、現政権の問題をSNS上に書き連ねる一方、雇用率低下や近隣諸国との関係悪化など、旧民主党政権時の問題については一切触れていません。

 古くはチラシやラジオ、現在はインターネットを利用してプロパガンダ情報を公開するのは左派共通の手法のようです。僕は安易に洗脳されないために、日本のみなさんには確固たるメディアリテラシーを身につけていただきたいと思います。

著者プロフィール

漫画家

文・孫向文

※中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の31歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。近著に『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)など。

(構成/亀谷哲弘)

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