【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#25 スーパーで「お菓子買って」と毎回地べた泣きします。
「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。
第24回は『お気に入りの同じ服ばかり着たがるのですが…』の疑問にお応えしましたが、第25回のテーマはこちら。
スーパーのお菓子コーナーで「このお菓子、買って!買って!」の地べた泣きが始まると、つい「泣き声がうるさくて周りに迷惑がかかる」と思って「だったら今日だけ特別よ」と買い与えていませんか?
こうして毎日が“特別な日”になっていませんか?
ダンゴ虫のように地べたにひっくり返っても、服が雑巾のように汚れようとも「いくら泣いても買ってあげませんよ」の親の態度を貫きましょう。もし、大人の方が先に折れて買い与えてしまうと子どもは「親が困るように大騒ぎすればお菓子が手に入る!」と学習してしまいます。
そして泣き声は毎回バージョンアップし、買ってくれるまで泣き叫ぶ悪循環に陥ります。
■出かける前に約束させましょう
店内に入り、色とりどりの美味しそうなお菓子が目に入ってしまうと「今日はお菓子は買わないわよ!」と言っても聞き入れるわけがありません。
出かける前、次のように家で約束をさせておきましょう。
あえて子どもにも“です・ます調”の丁寧語で話しかけると効果的です。いつもと違う空気、雰囲気となり子どもも覚悟を決めます。
「今から夕飯の買い物に行きます。今日はお菓子は買いませんよ。もし『飴、買って~買って』と騒ぐんだったら、お買い物に一緒に連れて行けないけれどどうしますか?」と言って“夕飯の買い物だけする”ことを事前に約束させましょう。
そして、店内に入る前に「さっきの約束はなんでしたか?」と再度、質問しましょう。子どもは「お菓子は買わない」と言います。ママは「正解。お菓子は買いませんよ。ではスーパーに入ります」と念押しするのです。
おそらく店内に入った直後は駄々をこねないでしょう。その絶好のタイミングを逃さないで「ちゃんと約束を守れて本当にエライね。我慢できていて立派だよ」とすかさず褒めましょう。
■もし、それでも欲しがった場合はどうする?
スーパーには「ママと一緒にお買い物体験してね」の工夫のつもりなのか、小さな子ども用のカゴが置かれています。でも、それが嬉しくておままごとのように遊びながらお菓子を入れたがるので、ママにとっては“迷惑なカゴ”ですよね。
更にレジ前には最後の営業戦略で飴やガムが置いてあったりします。だから、約束したのにも関わらず、最後の最後で地べた泣きする子もいます。
この場合はまず次のように共感してあげましょう。
「ああ、このクッキー美味しそうだね。食べてみたいよね。…(共感の間をおく)…でも、今日は夕飯の買い物に来たから買うわけにはいかないのよ」と。すると子どもは親に自分の気持ちをわかってもらえたことで、泣いたとしてもそれぼど大騒ぎはしないはずです。
それから、くれぐれも子どもに禁止しながらママ用のスナック菓子やガムを子どもの目の前で買ってはなりませんよ。
でも、最近、子どもがスーパーで地べた泣きしている光景をあまり見なくなりました。いつでもお菓子を与えられ過ぎていて欲しがらない子が増えているのかもしれませんね。
この間は店内に入る前から予防策なのか、ポッキーを食べさせながら買い物しているママを見かけました。でも、“お菓子を食べながら買い物する”のは公共のマナーとしてよくない習慣ですね。
お菓子を与えることが悪いことではありませんが、いつでもワガママを言えば通ることを教えてはなりませんし、自分の気持ちをコントロールする練習も時には必要ですよ。
【参考】
※ SpeedKingz / shutterstock
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/