【悲報】アメリカのエコバック実はあまりエコでないかもしれないと話題に!
エコの最先端を行っていると思いきや、実は先進国の中でもエコに関して遅れをとっていると指摘されているアメリカ。日本では最近当たり前になっているスーパーのレジ袋の有料化がやっとアメリカでも広がりつつある。この度、布製のエコバックが本当にエコになるのに131回使用しなくてはならないことが判明し、アメリカで話題に!―エコになるまでに131回使わなくてはならない
最近、アメリカロサンゼルスではスーパーのレジ袋の使用を禁止する地区が多くなってきている。しかし、専門家によると、レジ袋に変わる代価品としての紙バックやエコバックが実は環境的にもコスト的にもあまりエコでないと指摘されているのだ。
これはよく知られていることだが、エコバックは基本的に100回以上使用しないと、レジ袋以上の環境的なメリットがでないといわれている。ポリエチレン製の袋なら4回以上、ポリプロピレン製の袋なら11回以上、布製のエコバックにいたっては131回以上使用しないとエコにならないという研究結果がイギリスの環境局より発表になっている。
ロサンゼルスでのレジ袋の使用禁止は2014年から始まった。レジ袋が長年に渡り海洋汚染の原因になっているという専門家からの指摘を受け、近隣の90に及ぶ市もこれに賛同している。ロサンゼルス市民は買い物時に10セント(約10円)を支払って店側が用意している紙バックを使用するか、または自分で持ってきたエコバックを使用しなければならなくなった。店側の紙バックも客側のエコバックも当然10セント以上のコストがかかっているため、双方にとってメリットがなく、なかなか受け入れられていない。
食料品店の情報サイトを運営しているフィル・レンパートは「もしも私たちが本当にエコを実現していくためには、買い物客に紙バックを買ってもらう事や、エコバックを持参してもらう事とも違う新しい案を考える必要がある」と言っている。
スーパーのレジ袋が大きな環境問題として取り扱われていることは広く知られている。短期的にも長期的にも海洋生態系に影響を与え、廃棄物の管理や、世界的な資源とゴミに関する問題としても重要な影響を及ぼしている。
例えば、レジ袋をエコバックに変えることで環境にやさしいといわれているが、それはあくまで「最低限環境にやさしくなる回数を使用した場合」である。
主要なエコバックの生産、販売しているメーカーは微生物によって分解可能な生分解性の布やプラスチック、バイオプラスチックと呼ばれる自然由来の材料を使用しているが、その他の材料に関して、全くエコでない材料を使用している場合がある、とレジ袋メーカーの代表が指摘する。
また、人によっては使用済みの袋に食料品を入れたくないという人もいるだろう。その点では布製のエコバックは洗濯ができるため、再利用に適している。2011年のリポートによると、再利用できるポリ袋のリサイクルに関して言えば、実はアメリカでは全体のたった5%のレジ袋しかリサイクルされていない。
もう一つの問題点は、エコバックのほとんどが他国からの輸入に頼っているという点である。アメリカ最大のスーパーマーケットであるウォルマートが販売しているエコバックは50セント(約50円)で中国製。高級オーガニックスーパーのホールフーズが販売しているエコバックは88%がリサイクル原料で作られており99セント(約99円)だが、アメリカ国内での生産はしていない。アメリカ大手ホームセンターのホームデポで販売されているエコバックも99セントで中国製。アメリカで大人気のオーガニックスーパー、トレーダージョーズで販売されているポリプロピレンのエコバックは99セントでベトナム製だった。
店舗が用意している紙バックは自然由来の生分解性の紙を使用しているが、紙バックは所詮木を切り倒しているため、エコではないという指摘もある。しかしながら、プラスチック製品に比べて多くがリサイクルされているため使用が推奨されている。
100以上の環境に関する非営利団体の組合の理事を務めるジョシュア・マーティンはロサンゼルスだけでなくアメリカ全土でレジ袋を廃止することは大変良いことであると言う。紙バックを使用することで、今一度消費者にリサイクルについて考えてもらいたい、と言った。
「ビーチに打ち上げられた鯨のお腹の中がレジ袋でいっぱいだったっていうことはあっても、紙バックでいっぱいになることは絶対にない、だからこそ、レジ袋を廃止するべきなんだ」そう彼は言った。
アメリカではスーパーだけでなく、レストランでのお持ち帰り袋や容器に関してもプラスチックを使用することを禁じている地区がある。日本は比較的リサイクルやエコに力を入れている自治体やビジネス多いが、それでもまだまだ環境に配慮するためにできる事があるかもしれない。私たちの小さな努力が大きな環境問題を解決する糸口になるかもしれない。
―海外の反応
・ ポリプロピレンのバック、11回使ったらエコなんだね?私は大体60から70回は使うよ!・ 再利用するのはいい事だけど、そもそも、布バックは自然にかえるけど、ポリポロピレンはかえらない、そこが問題。・ みんなは森林保護や鯨の保護はしたいけど、レジ袋メーカーは助けたくないのか?!・ アメリカでは紙バックの方がメジャーだと思ってたよ。当たり前に紙バックもらってた。・ シカゴに住んでるけど、ほとんどレジ袋は廃止されているよ。紙バックのほうが強度も強いし、ずっといい。・ しかも紙バックは100%リサイクルできるしね。・ なんでみんな布バック使うの?私は3つのナイロンバックをずっと使っているけど、レジ袋よりもいいし、捨てなくていいからエコだよ。・ 布バックはある意味永久的に使えるから良いんです!私は布バックを直しながら使ってるけど、誰もレジ袋を補修して使ったりしないでしょ?・ 布バックはレジ袋4つ分の荷物を1つで運べるから、ホント、いい!・ そうそう!エコバック一つ持っていけば、レジ袋5,6個持っていかなくていいから楽だよね。・ そうか?俺はレジ袋を再利用している。つまり、みんなは260回以上エコバック使わないと、俺のエコには追いつかないよ。・ 131回エコバック使わないとエコじゃない、っていうけど、そうは思わないよ。だって、道端にレジ袋はたくさん落ちてるけど、エコバックが落ちているのは見たことがない。そういう意味ですでにゴミ問題に関してはエコバックが解決してる。・ エコバックは買い物以外でも使えるから便利。・ エコバックがエコじゃないって、これは完全にレジ袋メーカーの言い分。・ エコバックがいいのはわかるけど、レジ袋が必要な時があるんだよね。例えば犬の糞の始末とか。だからやっぱりもらいたい。・ 私は布バックを3年使ってる。つまり当然131回なんて超えてるよ。薄っぺらなレジ袋を2枚重ねで使わなくていいし、レジ袋より強度はあるし、1年間に52週は買い物してる。1回の買い物で4枚のレジ袋を使うとしたら、私、3年間で624枚のレジ袋をたった1枚の布バックで節約したことになる。
掲載元
https://www.reddit.com/r/todayilearned/comments/4x1kid/til_a_cotton_shopping_bag_must_be_used_at_least/
(翻訳ライター:南ロココ)