SMAPの年内解散、一番悪いのは誰なのかを検証した (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■本当の責任は……?

 メンバー以外では、

【飯島三智氏(59)】…元SMAPマネージャー。イマイチ売れなかったSMAPを国民的アイドルに育てた手腕は、評価が高い。SMAPを連れて独立を画策したことが、解散騒動でも主因となったという声も。

【メリー喜多川氏(89)】…ジャニーズ事務所副社長。派閥を作って、自身の娘の藤島ジュリー氏(50)と対立する飯島氏を公開で罵倒。独立騒動、解散の主因を作ったとして、ファンから激しく批判されている。

【工藤静香(46)】…木村の妻。確固とした証拠は無いのだが、メリー氏に接近しつつ夫をコントロール。独立に否定的で、木村にSMAPと飯島氏を裏切らせた…と言われている。

 全体に拡げれば木村、香取、工藤、メリー氏に批判が集まっている。だが、そうだろうか?

 大きな会社を辞める寸前に躊躇したり(木村)、夫の軽挙を止めようという妻(工藤)は、一般にもよくある話だ(注3)。また恩ある上司の独立についていく部下(香取)も、これまたよく聞く話。あえて言えばタレントという商品を存分に売らず、娘かわいさで有能な社員を追放したメリー氏には、経営者として責められる部分はあろう(注4)。しかし突き詰めれば、やはり社長たるジャニー喜多川氏(84)にこそ、最大の責任があると言わざるを得ない。

 タレントを見抜く目やプロデュース力は天才的なジャニー氏だが、事務所内にできた派閥を放置し、明確な後継者指名をしなかった。SMAPが内部で孤立して、嵐やTOKIO(注5)との共演がほとんど無くなった時点で、今日のゴタゴタは予想しうることだった。ジャニー氏も責任を痛感したからこそ積極的にSMAPメンバーと面談をしたのだろうが、すべては遅すぎた。

 ――とはいえ、上記はすべてSMAP解散を否定的に捉えた場合の話。これから各々がより大きなタレントになれば、「あの時、解散して良かった」と5人で語り合える日も……。

(注1)SMAP…名付け親はジャニー喜多川氏。
(注2)SEALDs…大学生やフリーターや外国人で構成される政治団体。
(注3)独立を翻意…ゆえに仲間を裏切ることも
(注4)経営者として…母親の情としては致し方ない。
(注5)嵐やTOKIO…いわゆる<ジュリー派>と見られている。

著者プロフィール

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コンテンツプロデューサー

田中ねぃ

東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ

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