「どうして泣くの…?」はNGワード!人見知りギャン泣きの落ち着かせ方とは

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「どうして泣くの…?」はNGワード!人見知りギャン泣きの落ち着かせ方とは

今までニコニコと笑っていたわが子が、相手の顔を見たとたん突然泣き出すことってありますよね? 人見知りが始まると、よく起こることですが、ママとしてはそのたびに何だか気まずい思いをするものです。

「どうして泣くの~?」、「ほら、おじいちゃんだよ~」、「抱っこしてくれるって!」 などわが子をなだめるためについ言ってしまいがちですが、実は、これらは禁句です!

余計に大泣きさせる結果となり、人見知りに拍車をかけてしまいます。

今日は、わが子が人見知りしても気まずくならない、“人見知りの理由とその対応策”についてご説明いたします。

■人見知りは「ママと他人の区別がついた証」じゃなかった!?

人見知りは、おおよそ生後8ヶ月前後から始まりますが、これは“ママと他人の区別がしっかりついてきた成長の証”だとされてきました。

しかし、最近進んでいる赤ちゃんの研究により、それらは間違っていることが証明されています。

ママと他人の区別は、産まれてすぐの時期から既についているものです。

では、急に人見知りをするようになるのはどうしてでしょうか?

赤ちゃんが人見知りをする理由は、遺伝や環境によるとも言われていますが、はっきりとはまだ解明されていません。

始まる時期も程度もかなり個人差があり、3~4ヶ月くらいの早い時期に見られる赤ちゃんもいれば、8ヶ月前後から始まる場合、また人見知りを全くしない赤ちゃんももちろんいます。

■人見知りは「他人に興味がある」証拠!

京都大学の研究により、赤ちゃんの人見知りは「怖い」という感情と「近づきたい」という感情が葛藤している状態である、ということが分かってきました。

これは、学童期の子どもに見られる行動として証明されている事象ですが、実は赤ちゃんにも当てはまるものだということが証明されたのです。

他人を区別できるようになったわけではなく、感受性が豊かになり、他人に興味を持ち始めた証拠なのです。

人見知りをしている時の“赤ちゃんの目線”の調査では、赤ちゃんはまず“相手の目”に興味を持ち、しばらく凝視する行動が見られます。

しかしその後は、“よそ見をしている人”の方に、より興味を持つことも分かっています。

少し大きくなっても人見知りのある子は、ママの陰に隠れて相手をじっと見ている、ということがありますね。

相手が自分に気づくとまた泣いたり隠れたりすることはよくある光景です。

嫌なら見なければいいのにと思ってしまうのですが、こういった行動こそ、実は“相手に興味がある”ということの証拠でもあるわけです。

■泣いた時はまず「ママが赤ちゃんの心を落ち着かせる」こと

では人見知りで赤ちゃんに泣き出したとき、ママはどうすればよいでしょうか?

いざ泣き出したら、“ママじゃないと泣き止ませることはできない”と心得てください。

まず、“怖い”と感じている赤ちゃんの気持ちが落ち着くまで抱っこしてあげましょう。

赤ちゃんは、相手に興味があるからこそ人見知りしているのです。少しずつ怖さが軽減し、相手に慣れてくれば落ち着いてくるはずです。

「なんで泣くの~?」 などと言って、決して相手に無理矢理抱っこしてもらったりせず、揺れている赤ちゃんの心が鎮まるよう、「大丈夫よ」と笑顔で優しく声をかけてあげてください。

相手には、「あなたに興味があるからこそ、葛藤して泣いている」ということを伝えて、慣れれば落ち着いてくるので、笑って見守っていてほしいと伝えれば良いでしょう。

ママが相手と会話をしながら笑顔で楽しく過ごしている様子を見せてあげれば、赤ちゃんもその雰囲気を感じることができますね。

人見知りでギャン泣きされてしまうと、ママはなんとなく相手に対して気まずさを抱いてしまい、泣かれたほうも嫌われたかな、とさみしさを感じたりするものです。

でも、実は「嫌いで泣いているのではなく興味を持っているからこそ、一生懸命葛藤して泣いている」ということをママが代弁してあげれば、相手も納得し、おおらかな優しい気持ちで赤ちゃんに接してくれることでしょう。

また、赤ちゃんは声に関しても、低い音より“高い音”に反応すると言われています。

赤ちゃんに話しかける時は自然にワントーン声が高くなりますよね。

もし自分が人見知りされても、笑顔でワントーン高い声で優しく話しかけ、慣れるまではあまり赤ちゃんを直視せずに放っておいてあげるのが良いかもしれませんね。

【参考・画像】

※ 赤ちゃんの「人見知り」行動~単なる怖がりではなく「近づきたいけど怖い」心の葛藤

※ Marina Dyakonova,Halfpoint / shutterstock

【著者略歴】

※ 城所 眞紀子・・・社団法人 Newborn Family サポート協会代表理事/母子の心身の健康に関わる専門職でチームを組み、現在は主に産前産後の自宅訪問によるサポート活動をおこなっている。助産師・2児の母。 

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