食事を残しても叱っちゃダメ!完璧主義から抜け出す「テキトー母さん」になろう
「いい子に育てなくちゃ、だからいいママにならなくちゃ」と自分に課題を課し、苦しい思いをしていませんか?そして、何でも完璧にこなそうとしていませんか?
今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“完璧主義から抜け出そう、テキトー母さん”のすすめについてお話します。
■子どもの書いた文字は「すべて添削するより1つの良い字」を子どもが書いた変な形のひらがな、完璧母さんは「そこ違うでしょ!もう一回やり直し!」と赤ペンを持って添削をしてしまいます。
でも、人って叱られて頑張れるでしょうか。叱って伸びるタイプと褒めて伸びるタイプがいると言いますが、ほとんどの人は叱られて伸びることはありませんよね。
更に「自分でもうまく書けていない」とわかっていて凹んでいるところへ「それ、ダメ!」と訂正が入ったり、直されれば直されるほどやる気が失せていくものです。
湯気のようなミミズの張ったようなお化けのような文字を書いていたとしても、もまず“鉛筆を持って書いた意欲、その前向きな姿勢“を褒めてやりましょう。
そして、子どもが書いた文字の中で一番ましなものを一つだけ選んで「この字はこの中で一番、最高にかっこいい字だね。この中で優勝の字だわ。」と言って色鉛筆や色マーカーで大きく花丸をしてあげましょう。
(右の採点の方がやる気が出ます)
ママ自身も、すべての文字を添削するよりも、1つだけ良い字を見つけて○をすればいいのですから楽ちんですよ。
■食事を残しても叱らないで!
レトルト食品やお惣菜に頼ってはいけないと出汁からしっかり手作り。それなのに子どもが残すと「せっかく手間暇かけて作ったのに、どうして残すの!全部食べなさい」と頭に角が生えてきます。
ママ自身が一生懸命頑張れば頑張るほど、子どもにも対して“期待に応えてほしい”と要求度はドンドンあがります。
でも、毎回の食事で「手で食べるな」「お箸を正しく持って」「好き嫌いしないで残さず食べなさい」と叱られながら食べる食事はちっとも幸せな時間ではありません。子どもだって胃が痛くなってしまいます。
食事時間に最優先しなくてはならないことは“楽しく食べること”です。「まだ、子どもなんだから好き嫌いがあって当然だわ」とハードルを低くしてあげましょう。
片づけても片付けても散らかる部屋、バタバタと走り回るのでほこりもたくさん舞って積もります。
子どもが生まれる前に綺麗な部屋、モデルルームのような部屋で暮らしているとイライラが募ります。
でも、小さい子どもがいれば散らかり汚れるのは当たり前。
もちろん「自分で遊んだものは元あった場所に戻す」というしつけは必要です。でも、ママが“こういう状態を保っていたい”の視点で子どもにあまり厳しくし過ぎるのは止めましょう。
自分の出した積木を元に戻せば「まあOK」としましょう。そして翌日「昨日は積木を片付けられたね。今日は積木とパズルも片付けよう」と少しずつハードルを上げて行きましょう。なんでもいきなり完璧、理想通りには出来ませんよ。
いかがでしたか。
「いい子に育てなきゃ」「どこに出しても恥ずかしくない子に育てなきゃ」「きちんとしつけをしなきゃ」「運動だけでなく勉強も出来る子にしないと」そんな完璧を求めないで、まあまあ温かいミルクティーでも飲みながらもっと緩く育ててみませんか。力の抜けた子育てを実践するテキトー母さんになりましょう。
【参考】
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/