マニラ以外にも注目! フィリピン・ダバオ市のすべらない話【学生記者】

学生の窓口

ニノイ・アキノ国際空港

はじめまして。慶應義塾大学環境情報学部3年のみゆです。
とっても暑い日が続いていますね。夏はスパイシーな料理が大人気。タイ名物のガパオライスは最近世間でプチブームがおきていると聞いたことがあります。絶妙な辛さがとってもおいしいですよね。昨年の今頃、私はガパオに似た名前の「ダバオ」を訪れていました。ダバオはフィリピンの市の1つで最近では新大統領が就任したことで話題になりました。

今年の6月30日に就任したフィリピンの新大統領、ロドリゴ・ドゥテルテ氏。ドゥテルテ氏は、大統領に就任するまで、ミンダナオ島南部にあるダバオ市の市長を務めており、ドゥテルテ氏の大統領戦勝利にあたっては、ダバオ市長時代の実績が大きくものをいいました。

縁があって、私は昨年、ボランティア活動と研究テーマ探しの旅を兼ねてそのダバオを訪れていました。発展途上国の現状を知りたいと思ったため、あえて都市部であるマニラ市を選ばず少し離れたダバオ市を選んだのです。今回は、ドゥテルテ氏の大統領就任で注目が集まるダバオ市での生活について、実体験に基づいてご紹介させていただきます。

すべらないポイント1:意外に栄えている

発展途上国でありながらも、ドゥテルテ氏の市長時代に治安が非常に良くなったことで有名なダバオ市。マニラから2時間ほど国内線を乗り継ぐと到着します。

この記事の冒頭にある写真がマニラの空の玄関口、ニノイ・アキノ国際空港の国内線乗り継ぎ口です。

国際線からどうやって乗り継ぐのかが心配でしたが、出国前に調べておいた情報を頼りにしつつ適当に歩いていたらこの乗り継ぎ口が見つかりました(笑)。よかった。なにより、空港では日本のパスポートを見せるだけで親切に対応してもらえることが多く、日本がいかに信頼されている国であるかを実感できました。

ダバオ市に到着後、初日は土地勘がないのでまずは自分の生活圏(家の近くにあるお店など)を見て回ることにしました。治安が良いと言われているだけあって、途上国という言葉のイメージからかけ離れたこんなものを発見。

ショッピングモール


SM Mallというショッピングモールです。まさかフィリピンに、日本で見かけるようなショッピングモールがあるとは思っておらず、非常に驚きました。ATMやスターバックスコーヒー、クリスピークリームドーナツの店舗もあります。スーパーマーケットが入っているので、食料品や衣料品などを買うのにはピッタリですし、たいていの用事を済ませられます。ダバオ滞在中はこちらのモールに何度もお世話になりました。

また、写真を見てお分かりかと思いますが、主要な道路はきちんとアスファルト舗装されており道幅も広いです。トラックやタクシーが行き交っており、風景は日本でみるものとさほど変わりません。日本の倍くらいの道幅がある道路をよく見かけますが、ダバオの人には横断歩道という概念があまりなく、すぐ近くを走ってくる車をよそに堂々と道を渡る歩行者が散見されました。初めはこの光景を見てぞっとしましたし、「危ない!」と言いそうになりましたが、現地の人に手を引かれて渡ったりしている内に自分も慣れてしまいました。

日本と異なるところといえば、排気ガスが非常に多いということでしょうか。このせいで体調を崩す旅行者が少なくありません。私の知人は、排気ガスが原因で咳が止まらなくなり、病院に何度か通っていました。風邪に似た症状が出ますが、発熱することはなく空咳が止まらないのが特徴です。ハンカチを持つか、マスクをして外出することをおすすめします!!

すべらないポイント2:物価が安すぎる


海外での生活にはどうしてもお金が掛かってしまいます。でもダバオでは大丈夫。本当に物価が安いので、学生の貧乏旅行でも全く心配いりません!

1. 食費

毎日お金が掛かる部分ですから、できるだけ節約したいところ。でも、せっかく訪れた場所なので、スーパーの食料品だけでなく、たまには外食もしたいですよね。さあ、ここで問題です。このミールプレートは私がダバオで実際に食べたものですが、いくらで食べられたと思いますか? アボカドシェイクと豚肉のソテーと白米のセットです。

アボカドシェイクと豚肉のソテーと白米のセット

正解は……日本円にして約110円!!!!!! 安すぎますね。ちなみに味は確かです。豚肉(30円)は柔らかくソテーされていて文句なし。ご飯(20円)にはソースを自由にかけられるお店もあります。アボカドシェイク(60円)は初挑戦だったのですが、アボカドそのままの味ではなく、まろやかさはそのままにバニラ味のシェイクのような味がしました。こちらも飲みやすくて大好きです。滞在中は何度も注文しました。

ダバオに限らず、フィリピンでは野菜を積極的に食べる習慣はあまりなく、肉や魚を中心に食べるようです。上の写真のように「肉または魚とご飯」という組み合わせのプレートが一般的なので、日本人のように野菜をよく食べる国民は普段の食事で野菜を摂るように心がけることが必要です。私も、野菜を食べたくってしょうがないときは、家で野菜だけを摂っていました。サラダにしたり、野菜スープを作ったりと野菜の摂取を心がけていたおかげで、体調を大きく崩すこともありませんでした。

2. 交通費

食費の次に、日々の移動の交通費が掛かります。特に、毎日のように気温が30℃を超えるダバオでは、徒歩以外の交通手段を使った移動が主流です。そもそもフィリピン人はあまり歩くことを好まないので、100mほどの距離でさえ車移動をすることも普通です。

ダバオでの主な交通手段となるのがこちら!

ジプニー

ダバオ名物、「Geepny(ジプニー)」です。

カラフルなトラックで、窓や車体の側面に行き先が書かれています。感覚としては、バスのような乗り物だと思っていただければ良いと思います。乗客が道の脇で待っているので、逐一停車しては乗せて走ります。降りる場所もほぼ自由で、常にフリー降車区間といったところ。写真からもわかるように、いくらでもジプニーは走っていますし、決まったダイヤはないので、行き当たりばったりで目的地に向かうジプニーに飛び乗ります(笑)。運が良ければ、冷房付きのジプニーに乗ることができます!

運賃は距離に比例しています。ただ、明確な運賃基準はなく、ドライバーさんしだいになるのですが、3km程度であれば15円、10km程度で120円が目安です。

ダバオには電車がありません。そのため、ジプニーやトライシクル(バイクの後ろにサイドカーという2人乗りの座席と2つの車輪がある車)、オートバイに乗せてもらうことが多いです。トライシクルやオートバイはジプニーに比べると割高ですが、タクシーのように行きたい場所に直接連れて行ってくれるのがよいところです。また、定員に制限もないので、オートバイに4人乗ることも普通です(日本では法律違反ですね)。日本と比較して超格安で移動することができるので、フットワークが軽くなります!

日本の物価に慣れていると、ダバオでの生活は本当に過ごしやすいです。私は2カ月弱滞在していましたが、日々の食費や交通費を合わせても2万円程しか使っていませんでした。通常の旅行では考えられないお得感。都市開発されている場所が増えてきているため、生活に際立って不自由することはなく初めて途上国を訪問する人には馴染みやすいと思います。

ダバオの魅力を少しはお分かりいただけたでしょうか。現地の方は初対面の私にも非常に親切にしてくださり、日本にはない温かみがある優しい街です。興味を持った方はぜひダバオを訪れてみてくださいね。海も近いのでリゾート気分を味わえますよ!

今後もまた、ダバオの魅力をご紹介していこうと思います。ご期待ください!

文・みゆ

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