【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#33 「手洗ったの?」「宿題やったの?」と聞くと反発されるようになりました。
「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。
第32回は『子どもの悪いところばかり目についてしまうのですが』の疑問にお応えしましたが、第34回のテーマはこちら。
■トイレの貼り紙
駅の公衆トイレに入ったとき「汚すな」とか「汚く使わないでください」と書かれていたらどう感じますか? まだ用を足してもいないうちから、なんだか疑われている感じがして不愉快ですよね。
でも「いつも、きれいに使って下さってありがとうございます」と書いてあったら、まだ何もしていないのに“いい人”という前提なので信用されているように感じて嬉しいですよね。そして「きれいに使おうかな」と思ったりします。
この人間の心理を利用して最近の駅のトイレで「汚く使うな」と書いてあるところは少なくなってきたように感じます。
これと同じで、帰ってくるなり「手、洗ったの?」「お片付けしたの?」と注意されると、子どもは「これから手を洗おうと思っていたのに!」「これから片付けするつもりだったの!」と反発し、ママのことを「うざい」と思ううようになります。
普段の子どもの行動から「きっと言わないとやらないだろう」とか「洗っていないだろう」と思っても、そのまんま口に出すのは止めましょう。
■うそ!ほんと!マジ!
それから「うそ?」「ほんと?」「マジですか?」の言葉がとっさに出てしまう人。これも、子どもの前ではあまりよくない口癖ですね。
例えば、偏食の激しい子ども。ある日「ママ、今日は給食を全部食べて先生にほめられたよ」と報告してきました。でも、とっさに「え! 本当?」と条件反射していませんか? テストでいつも平均点以下しかとれない子ども。「100点とった」と報告してきたときも素直に「素晴らしい!」とは言わずに「え、うそでしょ!」なんて返していませんか?
親は決して疑っているわけではなく「まあ、本当に食べることができたの、嬉しいわ」「満点なんて頑張ったのね」の気持ちから発した感嘆の言葉でしょうけれども、子どもは「ママから信用されていないな」と感じてしまいます。
更に親の口癖を子どもも真似をして「うそ、ほんと、マジ」を連発するようになってしまいます。
とは言うものの、おもちゃを散らかしている状態を見て、まさか「いつも片づけてくれてありがとう」と心にもないことは言えませんよね。そんなときは、おもちゃ箱に次のように書いて貼っておくのはどうでしょうか。
「いつも元の位置に戻してくれてありがとう。 おもちゃ達より」
もしかしたら、親に言われるよりも“おもちゃ達からのメッセージ”の方が進んで片づけるかもしれませんよ。
【参考・画像】
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・20年間学習塾を経営、現在は著者・講演家として活動。自閉症児の母。著書は『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』ほか多数。
オフィシャルサイト http://www.tateishi-mitsuko.com/blog/