【TVドラマ閑話休題】有名ドラマに多数登場!「知られざるロケ地」に隠された秘密 (2/2ページ)
というのも、実は我々の生活において、もはやなくてはならない存在とも言えるコンビ二は、ドラマの中においても、そのリアリティを醸し出す上で重要なスポットと言えるが、その実、都心部では24時間営業を基本としているものが大半で、いざロケをしようとすると、その営業を一時中断しなくてはならないため、どうしてもロケの許可が下りにくいという実情がある。
となれば、他のタイプの店をコンビ二風にアレンジして撮影したり、ハウスセットの一部などを使っての撮影ということになるが、そのいずれの手法においても、ロケ自体が大掛かりなものとなってしまうことは言うまでもなく、だからと言ってコンビニを舞台にしたドラマでもない限り、そのシーンは本当の意味での「ワンシーン」になることが大半であるため、ちょうど良く手軽に使える「コンビニシーン用のスポット」というのは、意外と存在しないのである。
また、そうした「コンビニシーンを撮影できるレアな場所」という要素に加え、この周辺には、ドラマでありがちな歩行トークシーンに使いやすい緑道が数箇所存在し、さらにはや"それっぽい雰囲気"を醸し出す稲荷神社、そして、車で5分も行けば都内有数の大公園もあるなど、このエリアだけでかなりのシーンを撮影することができるという、好立地であるという点も、大きなポイント。この「有名ロケスポット」は、人気俳優たちの過密スケジュールを縫って組まれた貴重なロケ日程の中で、効率よく様々なシーンを撮影することができるという利便性も、併せ持っているのである。
我々、一般の視聴者目線では、それがよほど印象的なシーンでもない限り、コンビニでのなにげないひとコマというのは、さほど注意深く観察することは少ないかもしれない。しかし、実際にはそうしたシーンになればなるほど、今回ご紹介したケースのように、その撮影には、「場所の確保」という段階から、大変な苦労をさせられるものなのだ。そうした意味で言えば、現在放送中の各局のドラマにおいても、そんな数秒単位の労作に、注目してみるのも、1つの楽しみ方と言えるのかもしれない。
文・鹿葉青娘
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