幼児期から教えたい「人はみんな違っていい」こと。24時間テレビの良い点と疑問点について (2/3ページ)

It Mama

それから障害児を持った親は“立派な人”“子どものために尽くす親”のイメージが一人歩きしている感じもします。

わが子の心臓の病気の治療の費用1億円を集めるために募金を募る親もいれば、子どもの病気を苦に親子無理心中する人、虐待する親もいます。

“障害児の親は子どもに尽くすので地味な服装をしている”、これも偏見で派手な人もいます。

人間ですから色んな人がいます。ところが番組は「障害者はこういう人だ」と美化しずぎていて、負の部分を見せていない構成に感じます。

そこを放送しないことに“障害者を特別扱いしている偏り”を感じてしまうのです。

■幼い頃からの伝え方が大切

クラスに障害児がいると排除しようとしたり……。

ホームレスを見た子どもから「どうして、段ボールがおうちなの?」質問をされたとき……。

「あの人はお仕事がなくて、お金がないからあんな家にしか住めなくなったのね。○○ちゃんは今からしっかり勉強して、将来、あのおじさんのようにならないようにね」

公園でウロウロして奇声を発している自閉症の人を見て、不審者だと110番するママ。(これは実例で地域社会で自閉症の人と知られているのに、いちいち通報する人がいます)

こんな風な環境で育つと障害者に対しての見方も偏ったものになってしまうのではないでしょうか。

いかがでしたか。

子どもが生まれる前は「五体満足であれさえすればいい」と健康で元気な子を誰も望みます。しかし、障害のある人は必ず一定の割合で生まれるのです。

夏のこの時期にお祭りのように年に一度放送し、障害者の頑張りを見て芸能人たちが応援し涙するパターン。

こんなカモフラージュをわざわざしなくても、普段、地域の中で弱者に誰しも手を差しのべる、そんな社会になってほしいと思います。

「幼児期から教えたい「人はみんな違っていい」こと。24時間テレビの良い点と疑問点について」のページです。デイリーニュースオンラインは、女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る