SMAP解散の陰に工藤静香あり?木村拓哉はジャニーズ幹部候補へ

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 相次ぐ情報に混乱状態の「SMAP解散騒動」だが、裏で糸を引いていた人間がひそやかに囁かれ始めている。独立に唯一反対した木村拓哉(43)と、他メンバーとの確執が原因と言われている今回の解散騒動。1月に騒動が明るみに出るまでは、木村拓哉も独立に同意していたとの話もある。猛反対していたのは、木村拓哉の妻であるタレントの工藤静香(46)なのだとか。

「工藤はジャニーズ内部だけでなく、他の事務所やテレビ局、代理店などからも情報を集めていました。独立してしまえば、SMAPという名前はもちろん使えなくなる上に、事務所から干され仕事がなくなる可能性もゼロではない。それに危機感を感じた工藤が、木村を残留に向けて説得したようです」(芸能関係者)

 業界の力関係も理解した上で、木村の意思を誘導するブレーンになっていたともされる工藤。元マネージャーが独立を画策した際には、電話で猛抗議したこともあるという。

 かつてジャニーズを独立した、田原俊彦(55)や諸星和己(46)は、いずれも業界を一時期干され、生活すらままならなくなる状況に陥った。そういった前例を目にした工藤が、二の舞を避けるため木村を説得したと考えられている。

 そこまで工藤がジャニーズに尽くす理由には、ある過去の恩義に関係しているという。

「工藤はSMAPが人気絶頂だった頃に、ジャニーズとしては異例のスピードで結婚を認めてくれたメリー喜多川副社長(89)に恩義を感じていました。それは今でも変わりなく、メリー氏からSMAP解散の話を聞かされた際にも、独立後どんな末路が待っているか、よく考えて木村を説得したようです」(前出・関係者)

 この時点で、木村が元マネージャーの意思に対して反発したというよりは、工藤がジャニーズ側についたことにより木村が説得された、という考え方の方が正しいのかもしれない。まさに“SMAP分裂の陰に工藤あり”といったところだろうか。

■今後の工藤静香の動きに注目

 さらに工藤は、SMAP解散が決定となる直前の8月6日に、ファン向けに配信している自身のメルマガで「言いたい事を言わず何が何でも我慢するしかない時を十年以上も続けています」とメッセージを残した。木村に覆いかぶさる工藤の“二人羽織”に気付いたSMAPファンからは、工藤がすべての元凶ではないかという声も挙がっているという。

 そんな中、木村と工藤は解散報道が出る直前から、2人の娘を連れてハワイに“逃避行”していたのだが、そのハワイにはメリー喜多川副社長と藤島ジュリー副社長(50)も同行していたようだ。

「ジャニーズに順従な工藤の思惑に上手く乗ってくれた木村には、ジャニーズ事務所の次期幹部としての道が約束されているそうです。ジャニーズ事務所は否定していますが、騒動で大混乱の日本を横目にハワイでバカンスがてら今後の展望を語っていたというウワサもあります」(芸能ライター)

 夫は守れても世間からのバッシングは避けられなかった工藤。木村だけでなく、自身の信用も回復させることができるのか、今後さらなるマネジメント力が問われそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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