ケイレンに襲われたラオニッチ、予選勝者のハリソンが3回戦へ [全米オープン] (2/2ページ)
彼は10年近く前にプロになり、2012年、20歳のときに世界ランク43位となった。早咲きの選手だった。
「僕は熱く激しい性格の持ち主だ。戦っているときは特に激しくいたい。ただ、あまりに激しすぎることが、(過去には)成し遂げようとしていることから自分を遠ざけてしまうことがあった」
先週、ハリソンと22歳の弟クリスチャンは、ともに全米オープンの本戦入りを決めた最初の兄弟となった。「弟といっしょに全米に出られるなんて、素敵なことだよ」とハリソン。
クリスチャンは1回戦で負けたが、ライアンはほかのアメリカ人たちとともに3回戦に臨む喜びを味わうことになった。第20シードのジョン・イズナー(アメリカ)はスティーブ・ダルシー(ベルギー)を6-3 6-4 6-7(10) 6-3で破り、第26シードのジャック・ソック(アメリカ)はミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を6-1 6-1 6-2で破った。
ハリソンは明らかにラオニッチの体の問題に助けられはしたが、ダブルフォールトで最初のサービスゲームを落として以降は、かなりいいプレーをしていたと言っていい。彼は合計33本のアンフォーストエラーをおかしたが、ラオニッチのそれは62本で、第3セットのみでも21本を数えるほどだった。
「自分で自分にプレッシャーをかけたわけじゃない」とラオニッチは言った。「プレッシャーをかけてきたのは、彼だよ」。
ハリソンは3回戦で、2006年全豪オープンの準優勝者で世界44位のマルコス・バグダティス(キプロス)と対戦する。バグダティスは第32シードのブノワ・ペール(フランス)を6-2 6-4 3-6 6-4で倒して勝ち上がった。
「このスポーツでは、長く考えている時間はないんだ。事はあっという間に変わっていくからね」とハリソン。「もしも金曜日にひどいプレーをすれば、突然、今日の勝ちが遠くに感じられるんだ」。(C)AP