「私は裏切り者じゃない」工藤静香が怒りの反論に至ったワケとは

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写真は「Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best」より
写真は「Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best」より

 SMAP騒動ですっかり“戦犯”扱いされている、木村拓哉(43)とその妻・工藤静香(46)。そんな工藤静香が、9月2日発売の『フライデー』(講談社)の取材に応じ、「どうして私たちが“裏切り者”呼ばわりされなきゃならないの!」と世間の風潮に猛反論している。

「工藤といえば独立話が出た際、木村に事務所残留を説得した張本人と報じられてきました。このことを『工藤静香とSMAPは何の関係もない』と、完全否定。また『週刊文春』(文藝春秋)で、工藤とメリー喜多川副社長(89)がSMAPを“潰した”という記事が出ていたことについても『潰す意味がない』などと反論しています。『文春』は以前にも、工藤が元チーフマネジャー・飯島三智氏(59)にクレームの電話を入れたと報じていましたので、相当イラついていたのでしょう」(スポーツ紙記者)

 さらに、木村に関しても、25周年コンサートの実現に向けて一生懸命だったと説明。すぐにハワイから帰国しなかったことを指摘されると、「かえって騒ぎが大きくなると思ったんじゃないかな」などと、夫を擁護した。

「工藤がキムタクを庇うのはもちろん、わかります。『フライデー』の独占取材に答えていることから、事前になんらかの取り決めや想定問答は練っていたはず。しかし、語っている内容を見ると、“自己弁護”に終止している部分は否めません」(前出・スポーツ紙記者)

■キムタクの気持ちを代弁

 確かに、工藤は独立問題について「それぞれの価値観の問題」「なのに、どうして私たちが“裏切り者”呼ばわりされなきゃならないの!」と、感情的になっている。

「もっとも良くないのは、工藤が“自分とSMAPは関係ない”と言いながら、キムタクの代弁をしている点です。コンサートに対するキムタクの考えを尋ねると、工藤は『こうなった以上、難しいでしょうね』と、推測。さらに、解散発表後初の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録については、スタッフの気遣いがかえって申し訳なかった──そう言っていたと漏らしている。夫とはいえ、アイドルの本音を妻が明かすのは、ファンを無視した行為。工藤もそのルールは分かっているはずですが、すっかり“悪者夫婦”になってしまったことで、我慢の限界だったのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 2人の娘を持つ工藤が、子どものためにも自分たちの汚名を晴らしたいと思う気持ちは、当然かもしれない。果たして今回のインタビューは、どれだけ世間に受け入れられるのか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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