記憶に残る“ロブ”が、ナダルの4回戦進出を助ける [全米オープン] (2/2ページ)

テニスデイリー

背中をネットに向けた状態でナダルは体を浮かせ、両脚の間(股下)からボールをはたくようにしてロブを放ったのだ。

 それから彼は手を滑らせてラケットを落としたが、すぐに屈んでそれを拾い上げ、相手の返球をグラウンドスマッシュで返して最終的にそのポイントを取ったのだった。その瞬間、ナダルは歓喜の声を挙げ、ジャンプしながら拳を宙に突き上げた。

 「あの手のショットは、練習することができないね」とナダル。

 アーサー・アッシュ・スタジアムでのその試合は、実はナダルにとってすべてが完璧に運んでいたわけではなかった。プレーレベルは第2セットに入ると低下し、彼は5度ダブルフォールトをおかした末に2度サービスをブレークされてしまう。

 それでもナダルは一時的な下降を克服して、力強く試合を締めくくった。彼はここ3試合を通して1セットも落としていないだけでなく、総じてたった20ゲームしか落としていない。過去を振り返っても、ナダルが全米の4回戦までで落としたゲーム数として、これは最少である。

 ナダルの次の試合は日曜日で、第24シードのルカ・プイユ(フランス)と対戦する。

 「4回戦に向けて準備万端である必要がある」とナダルは言った。「僕はベストのテニスをする準備ができているようでなければならないんだ」。(C)AP

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