絶対王者KUSHIDAを止めるのは誰だ? BUSHIが再挑戦! 【新日本9・17大田区大会展望】 (2/2ページ)
続く第7試合は、アメリカROHでエルガンがドノバン・ダイジャックを相手にIWGPインターコンチネンタル王者を初防衛したため、9・25神戸大会での内藤戦がタイトルマッチになった両選手による前哨戦。内藤が当日までに、エルガンをどのようにして精神的に追い込めるかがポイントになりそう。エース棚橋はG1で敗れたSANADAと今シリーズ連日タッグマッチが組まれており、再戦への伏線になるのか注目したい。
セミファイナルはNEVER無差別級選手権試合。王者の柴田は先月のROH遠征で、フィッシュが保持するROH認定TV王座に挑戦したが、好勝負の末敗れている。さらにフィッシュのパートナーであるカイル・オライリーにまでノンタイトル戦ながら敗れており、ここはホームである新日本のリングできっちりリベンジする必要がある。しかし柴田やG1では柴田にも勝っているEVILから勝利を収めたことにより、フィッシュ&オライリーのreDRagonが新日本マットでもジュニアからヘビー級戦線にシフトチェンジしてくる可能性も当然考えられる。
メインはスーパーJカップ2016の覇者である地元大田区出身のKUSHIDAにBUSHIが挑戦するIWGPジュニアヘビー級選手権。Jカップではプロレスリング・ノアの石森太二、拳王、鈴木軍のタイチ、そして決勝ではノアジュニアの最高峰タイトルである、GHCジュニアヘビー級王者の鈴木軍、金丸義信といった強敵を相手に4連勝しての初優勝。来年はジュニアヘビーの代表としてG1クライマックスに出場することや、日本のジュニアを背負って、世界中の団体に出ていく用意があることも明らかにした。そんな絶対王者に待ったをかけたのが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)に加入してから、存在感を増したBUSHIだ。BUSHIは2・14新潟大会で同タイトルに挑戦したときは敗れているが、6・6仙台大会で行われた「BEST OF THE SUPER Jr・XXIII」の公式戦最終戦で対戦したときにはKUSHIDAを破り、決勝進出を阻止しているだけに、今回も巧みに毒霧を使いながらラフファイトで王者を追いつめることが予想される。KUSHIDAにとって油断は禁物だ。
大田区総合体育館から開幕する新日本プロレス秋のビッグマッチも見逃せない。
(どら増田)
<新日Times VOL.33>