【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#41 「危ないからやめなさい」と言ってもなかなか聞いてくれません。

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【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#41 「危ないからやめなさい」と言ってもなかなか聞いてくれません。

「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第40回は『なんど同じことを注意しても繰り返すんですが……。』の疑問にお応えしましたが、第41回のテーマはこちら。

■ちっとも危なくないこと

病院の待合室でソファーの背に上る、家で食卓の上に上る、こんな子どもの行動を見て、つい言っていませんかこんな言葉。

「危ないからやめなさい」「危ないから下りなさい」

子どもにとっては高いところに上ると視界が広がり気分がいいです。だから公園でジャングルジムに上ったり滑り台に上ったり、ブランコで思い切りこいだりします。そんな子どもにとってはテーブルの上なんかちっとも危なくなんかありません。それでも、子どもはママに怒られるから取りあえず下りますが、心の中では「危なくないんだよ」と叫んでいるかもしれませんね。

■理由を変えて言ってみよう

「危ないから」なんて理由をつけるのではなく次のように言いましょう。

「病院は具合が悪い人が来るところ。公園ではないのだから静かにしていよう」

「テーブルはご飯を食べるところ。足を乗せてはいけません」

‟危険だからやってはいけない、そうではなければOK”の理由ばかり付けているといずれ限界がやってきます。

■「怒られるから○○してはダメ」もおかしいです

電車内で騒ぐ子ども。「怒られちゃうわよ」と静かにさせようとしているママ。周りの乗客や運転手を悪者にして責任転嫁しています。

こんな叱り方をしていると、子どもは「怒られなかったら騒いでもいいんだ」「誰も乗っていなかったら騒いでもいいのかな」と勘違いしてしまうかもしれませんね。

電車は自家用車はなく公共の乗り物。だから大きな声を出すことはルール違反なのです。だから一言、こう言いましょう。

「電車は公園やお家ではないの。電車の中で騒ぐんだったら、次の駅で降りて歩いて行こう」とか「電車内のルールを守れないんだったら、今度からは電車に乗ってお出かけは無理だね」

■ならぬものはならぬので

指導力のない教師が授業中、私語が止まらない小学生に「みんなに迷惑がかかるからお口を閉じましょう」とか「先生の声が聞こえなくなっちゃうから静かにしてね」と言って「誰にも迷惑はかけていない」「先生がもっと大きな声で喋ればいいんだ」と言い返されていることがあります。

‟教室は勉強する場所、静かに先生の話を聞くのがルールです”とだけ言えばいいこともあります。

世の中には‟ならぬことはならぬもの”ってあると思います。時には理屈抜きで人生の先輩である親や先生が威厳をもって接する必要がありますね。

そして、理由づけする場合は「怒られる」だとか「危ない」などの理由ではなく、本当の理由をしっかりと伝えましょう。そうすれば言い返されることもなく、子どもはすんなりと納得できますよ。

【画像・参考】

※ BNMK0819 / Shutterstock

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

※ Poznyakov / shutterstock

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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