日テレ24時間テレビで富士山頂を目指した麻痺少年に虐待はデマ! 悪意ある動画投稿が原因
日テレ24時間テレビで両足が麻痺した少年が富士山頂を目指すという企画が行われた。その中で父親がカメラの前で少年に対して虐待を行ったとして2chを中心に拡散。
その後、Twitterやまとめサイトでも拡散し炎上となった。
この虐待に対して疑問を持つ者がいた。どのブログメディアも「両脚マヒの少年を無理矢理立たせようとした」「途中で座り込んだ息子に父親がブチ切れた」「頭部を叩いた」と描かれていたが、実際はどうだったのだろうか。
最初にこれを指摘し投稿したのは2chユーザーで“【gifあり】24時間テレビで障害児への虐待が放送される”というスレッドが8月28日の16時半頃に立てられた。
スレッドにはGIF画像も貼られており、映像の一部が確認できるようになっていた。
このシーンは無理矢理立たせているのでは無く、全く別の意味があった。それは富士山頂にゴールしたシーンで、少年が書いた手紙を浜口京子が代読し感動したところ、お父さんが感極まって息子を抱き上げる。その後帽子をどけて頭を撫でたというのが真相だという。
前後の流れを見ている人ならこの場面が虐待で無いとハッキリわかると指摘している。日本テレビもこの件に関して「お父さんが登頂を非常に喜んでおられて、その中で帽子を取って頭をなでてあげようとしたところが、誤解を生んだ」とコメント。
・「高畑裕太が謎の光で消される」デマも拡散24時間テレビではほかにもデマが拡散した。24時間テレビで放送されたドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』にて高畑裕太が映っていると話題になった。番組中盤の盲導犬で訓練をして階段にあがる場面、そこに横に立っている人物が高畑裕太だと話題になっている。高畑裕太の顔部分は光でかき消され「謎の光」処理で隠されていると拡散。
しかしこれは高畑裕太ではなく、女性だったことが判明。
デマはすぐに広まるが、真実は全く広まらず、未だに富士山頂企画は虐待をしたと言われ続けている。
【24時間テレビで両足麻痺の富士山登山の男の子が父親に殴られ虐待される】とあるのはデマ。
「富士山頂ゴール→少年の書いた手紙を浜口京子が代読し一同感動→AKBの歌の途中にお父さんが感極まって抱っこ→帽子どけて頭撫でる」が本当の真相。 pic.twitter.com/XzbVDuRRl4— dhfe (@alumikan114514) 2016年8月28日