【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#42 子どもとの食事時間を別にしているのですが…。
「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。
第41回は『「危ないからやめなさい」と言ってもなかなか聞いてくれません。』の疑問にお応えしましたが、第42回のテーマはこちら。
■ママが「子どもと一緒に食事をしたくない」理由子どもと親の食事時間を別にしている、という家庭は案外多いのでは?
夫婦の食事の時間が合わない、家族の夕飯を待つと子どもがお腹が空かせてしまう、などの理由もありますが、中にはこんな理由もあるのではないでしょうか。
子どもと一緒にご飯を食べると、零したものを拾ったり、汚れた手や口の周りを拭いたり、箸の上げ下ろしなどマナーを教えるのに時間がとられる……子どもの世話にかかりっきりになってしまって、自分が何を食べたのか喉を通らなくなる。
だから、子どもが食べ終えてから後でゆっくり自分はご飯を食べるようにしている、という感じです。
■一緒に食卓を囲んだ方がよい3つの理由それでも、子どもが食べているとき、ママも一緒に自分の食事をした方がいいですよ。
その理由は……。
(1)わざわざ教えなくても、ママのスプーンの持ち方、箸の使い方などを見て良い手本として示すことができる。
(2)子どもが苦手なおかずを目の前で親が「美味しい、美味しい」と言って食べることにより、つられて真似して食べるようになる。
(3)「今日、保育園でどんな遊びをしたの?」と会話ができるので楽しい食事時間になる。
■ママとの食事が「刑務官に見張られて食べる」ような食事になってない?
食事は本来、楽しい時間であってほしいのですが、躾けなくてはならないことが満載で、小言が多くなってしまいがち。
例えば……。
・手を使わないでスプーンで食べなさい!
・零さないの!
・食事中、席を立ってはいけません!
・好き嫌いしないで!
でも、こんなこと言われ続けてご飯を食べるのはちっとも楽しくもありませんし、せっかくの美味しいご飯もまずくなります。
食事中はマナーとして教えなくてはならないことがたくさんありますが、親が良い手本を示しながら1日1個くらいずつ、クリアできるようにしていきましょう。 例えば「今日は半分以上はスプーンを使って食べよう」など、後の部分はちょっと目をつむって許してやるのです。
そして明日は新たな課題をクリアさせましょう。
ぜひ、ご飯の時間はお母さんも一緒に食べてください。
それから、しょっちゅう席を立って冷蔵庫にお醤油やドレッシングを取りに行ったり、携帯をいじりながらご飯を食べるなど、くれぐれも食事中大人が悪い手本を見せないように気を付けましょうね。
『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』