【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#43 わが子が褒められたとき、どんな反応をすれば「親バカ」と思われませんか?

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【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#43 わが子が褒められたとき、どんな反応をすれば「親バカ」と思われませんか?

「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。

第42回は 『【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#42 子どもとの食事時間を別にしているのですが…』 の疑問にお応えしましたが、第43回のテーマはこちら。

■親バカと思われてもいいんです

“親バカ”と思われることは苦痛ですか? 

“子どものことを愛している証拠”で喜ばしいことです。周りの目を気にして「親バカと思われたくはない」と思ってしまうのかもしれませんが、子どもにとっては親が自分のことを評価してくれることはとても嬉しいことなんです。しかも、周りが「いい子ですね」とせっかく褒めてくれているのですから喜んでそれを受け入れましょう。

■なぜ、謙遜するの?

日本には相手に敬意を表すために自分を低く見せる文化があります。ご飯の前の挨拶の「頂きます」も食事そのものと、ご飯を作ってくれた人に対する感謝の気持ちを表すへりくだりの言葉(=謙譲語)です。

そして、これは日本における大人同士の人間関係を良好に保つための潤滑油になっています。

例えば……、

よそのお宅にお邪魔するとき持っていく菓子折りの上には“粗品”と書いてあります。そして「つまらないものですが」とか「お口に合うかどうかわからないのですが皆さんで召し上がってください」なんて言って差し出します。

決して「普段、こんな美味しいものは高いので普段、決して自分では買わないのですが、あなたとどうしても仲良くしたいので買ってきました。」なんて差し出すと“おかしな人”と思われてしまいます。

■子どもを「粗品」と言ってはならない

品物に対しては“粗品”もよいのですが、子どもを粗品のように扱い、口にしてはなりません。

筆者は、かつて幼児に指導をしていましたが、お迎えにいらした保護者に「●●君、最近、机の上の整理整頓が出来るようになり成長しましたね」と伝えると「そんなことないです、家では散らかし放題なんですよ」と返ってきたりします。

また、「●●ちゃんはお友達に優しくできる良い子ですね」と褒めると、「いえいえ、家では兄弟喧嘩ばかりしているんですよ」と返ってきたりします。

でも、親が本心でそれを言っているわけではなく、「親バカと思われたくない」「うぬぼれている親だと思われたくない」「厚かましい、図々しい親だとは思われたくない」の気持ちが深層心理の中にあるので、とりあえずそう言っているだけです。

けれども、この世に誕生して数年しか経っていない子どもはこの文化を理解できません。

だから親が言った言葉を字面通り受け止めてしまい、とても悲しい思いをします。更に「自分はダメな子なんだ」と思うようになってしまいます。

それから大人同士だって「肌綺麗ですね。どんなお手入れしているんですか?」と聞かれたとき「そんなことないですよ。特になにもしていないですよ」と言われると「え、そんな訳ないでしょ!? 嘘でしょ」と思いますよね。それよりも「わあ、ありがとうございます! この商品を普段使って、頑張っています」と素直に答えてもらったほうが好感が持てますよね。

謙遜の美徳にがんじがらめにならないようにしましょう。

そして子どものためには親バカになりましょう。

【参考】

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

※ Poznyakov / shutterstock

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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