【コージパパの子育て本連載】#03 「イタメン」がママをイラッとさせがちなNGワード
みなさんのパパは“イクメン”と言えますか?
一時期、イクメンという言葉が流行っていましたが、筆者の考えとしては、ママにイクメンと認められれば誰が何を言おうとイクメンなんだと思います。
実際は、残念ながらイクメンになりきれない痛々しい“イタメン”も多くいたりします。
NPO法人ファザーリング・ジャパンの著書『新しいパパの教科書』に、そのようなパパのNG育児について説明されていましたので、筆者の経験も踏まえた事例とそんなパパへの対策をご紹介していきます。
前回は『パパにイライラするのはなぜ?パパあるある3つと対処法』をお届けしましたが、今日は“イタメン対策”についてお伝えします。
■自称「いいとこどり育児」になってることが多い!家では大したことをしていないのに、外では「俺は家ではイクメンなんだ」と言っているのを聞くことがあります。
例えば、家のゴミ出しや子どもをお風呂に入れる、公園に遊びに連れていくというようなことをやっているのですが、実際にはなんとなくやってるように見える“いいとこどり育児”になっていたりします。
たとえば、家のゴミ出しでは、ママが集めて玄関に置いてあるゴミ袋を、単にゴミ捨て場にもっていくだけのゴミ出しだったり。
お風呂に子どもを入れるのも、入れる前の準備はママがすべてやって、パパはお風呂で待っているだったり。
子どもとお風呂で遊んだら、ママを呼んで、子どもの体をふいたり着替えさせて、その後も寝かしつけまでしてもらい、一番手間のかかるところをママにやってもらうなど。
また、外遊びでは公園や子どもと遊ぶ施設でよく見かけるのが、子どもをほったらかしでひたすらスマホをいじっているパパですね。
「自分はイクメンでちゃんとやっている」と言うのであれば、もっと主体的にママのサポートなくやってもらわないと困りますよね。
■ママをイラッとさせるNGワードはコレ!
そんなパパたちがよく使う、ママをイラッとさせるNGワードがあります。
それは、「手伝うよ」という言葉です。
元々夫婦の役割分担として、それぞれの役割が決まっていればいいですが、子育てや家のことに関して、ママに「手伝うよ」という言葉は自分の役割として認識していないということです。
筆者の知り合いにも、子育てて時間もなく忙しいときにダラダラしているパパから「何か手伝うよ」と言われたときに怒りが頂点に達して、「あんたの子どもでもあるのに何で他人ごとなんや!」と怒ってしまったと言ってました。
子どもは夫婦で共に育てるという意識をもつことが大事です。
■本物のイクメンへ育てるコツって?さて、そんななんちゃってイクメンですが、ちょっとしたことでイライラするのも嫌になりますよね。
でも、本当に何もしてくれないパパに比べるとやる気はあると思いますので、あとはママの力で本物のイクメンに育てていくことをオススメします。
まず、パパ自身どうやっていいかわかっていないことも多いので、やり方を教えてあげて、ここまでやってくれると助かるということを伝えましょう。
そこは多少甘えてパパを頼っているところを見せるとパパもやる気を出してくれます。
そしてやったことは褒めてあげること。
パパは言わば“大きな子ども”です。とても単純ですので、褒めてあげると素直に喜び、またやろうというモチベーションにつながります。
逆にパパのやる気を奪うのは、ママからのダメ出しです。
せっかくやったことに対して、「全然できてない。頼まなければよかった。」というようなことを言うと、男性ならではの変なプライドが傷つけられて、二度とやらなくなってしまいます。
直してほしいところがあるのであれば、褒めた後に「ここはこうしてもらえると嬉しい」というような形で優しく要望を伝えると、次からそのようにやってくれるようになりますよ。
いかがでしたか?
こうして見ると、なんだかめんどうくさい生き物に見えますが、パパは単純でわかりやすい生き物です。
“なんちゃってイクメン”な行動も少しずつやれる範囲を増やしていけば、パパという自覚も出てきて、どんどん自分で子どもを育てようという意識も芽生えると思います。
少しでもママが求めるイクメン像に近づいてくれるとうれしいですね。
【参考・画像】
※ ファザーリング・ジャパン(2013)『新しいパパの教科書』(学研教育出版)
※ goodluz, wavebreakmedia / shutterstock
【著者略歴】
※ 三尾 幸司・・・1979年生まれ。3児のパパ。某IT企業で営業をしながら、ワークライフバランスを実現し、たまに組織改革やダイバーシティ、女性活用などの推進に取り組み。また、NPO法人コヂカラ・ニッポンのメンバーとして、コヂカラMBAプロジェクトを進めており、子ども向けのキャリア教育やビジネスワークショップを実施。大手企業の社員の子どもや沖縄の高校生など、幅広く講演やワークショップを実施。
プライベートでは小中一貫校のPTA会長(4年目)として活動中。今までに1,000冊以上読んだ育児書やビジネス書のノウハウを元に、Blogや雑誌に子育てや教育に関する記事を寄稿し、子育てに関わる人の支援やアドバイス、将来の日本を支える子どもの教育や育成に力を入れている。AERA、Bonjureaha、サカイクなど寄稿多数。3人の子育てに毎日楽しくバタバタしてます。