ソフトロボットの開発っていったら、やっぱりタコでしょう (2/2ページ)
作成された『Octabot』内には、この2系統が分かり易いように、液体燃料が赤と青に着色されているのだが、それがスケルトンのボディー内で動くと、なにやら生物の体液を想像させる。
『Octabot』の巧みさは、この液体燃料がマイクロ流体工学で制御されている点だ。
一つの系統が足を伸ばし切ると(つまり一定の圧力を検知すると)、その系統の化学反応を停止し、もう一つの系統の化学反応を促す。
これを繰り返すことで、2つの系統の足が交互に伸びるという自立した動きを可能にしているのだ。
■ ロボットの新たなジャンルを切り開く
研究チームは、今後も『Octabot』をバージョンアップさせて、実際に這ったり泳いだり、さらには周囲の環境に反応することができることを目指すという。
『Octabot』はまだまだ単純なロボットだが、ソフトなロボットが進化するきっかけとしては画期的な研究成果といえそうだ。
ソフトなロボットの技術が進んで、できることが明らかになってくれば、ソフトなロボットを期待する分野も明確になってくるだろう。
ロボットの、新しいジャンルが切り開かれていくに違いない。
【参考】
※ The first autonomous, entirely soft robot | Harvard John A. Paulson School of Engineering and Applied Sciences